2008年03月24日 更新

佑ちゃん、シカゴ大との伝統の一戦で5回9K無失点

雨にもかかわらず駆けつけた今季最多の観客の前で、斎藤が好投した(撮影・岡田亮二)

雨にもかかわらず駆けつけた今季最多の観客の前で、斎藤が好投した(撮影・岡田亮二)

 東京六大学リーグで4連覇を目指す早大は23日、大学創立125周年記念事業の一環として、広島市民球場でシカゴ大との交流戦第1戦を行った。72年ぶりに再開された伝統の一戦で、エース・斎藤佑樹投手(19)が先発して5回77球を投げ、2安打無失点、9奪三振と好投した。第2戦は24日、京セラドーム大阪で行われる。

 佑ちゃんが伝統の一戦でも魅せた。1936(昭和11)年以来、72年ぶりの対戦。雨の中、1万3872観衆を集める“佑ちゃんフィーバー”健在の中、力投でファンを魅了した。

 「楽しみにしていた試合で、最初から飛ばそうと思った。雨の中、たくさんの人が集まってくれてうれしかった」

 プロ野球・広島のオープン戦を含めて、今年の同球場最多の観衆が注目する中、四回までパーフェクト。五回無死から2連打されたが、3者連続三振で後続を断った。

 交流戦は1910(明治43)年にスタートしたが、太平洋戦争の影響で、36年を最後に中止。今回、早大側の発案で復活し、試合前に両学生は広島・平和記念公園を訪れ、慰霊碑に献花。平和交流も行われた。

 「原爆のことは勉強していた。(展示物の)布のグラブが印象に残った。生きている自分は幸せだと思う。去年より上の成績を目指したい」と、斎藤が広島の地で、気持ちを新たにした。

(近藤安弘)