2007年11月15日 更新

佑ちゃん6回0封も救援陣が崩れ終戦…早大、4冠ならず

4冠ならず…。ガッツポーズする大場を、斎藤(左から2人目)はベンチから見つめた(撮影・今野顕)

4冠ならず…。ガッツポーズする大場を、斎藤(左から2人目)はベンチから見つめた(撮影・今野顕)

 第38回明治神宮野球大会最終日(14日、神宮)4冠ならず…。大学決勝で、春秋リーグ戦、大学選手権に続く4冠に挑んだ早大(東京六)は、3戦連続先発の斎藤佑樹投手(1年)が6回1安打無失点と好投したが、救援陣が失点し、東洋大(東都)に0−2の完封負け。昨年に続く準優勝で、初優勝はならなかった。高校決勝は常葉学園菊川(東海)が横浜(関東)の追撃をかわし、5−4で初優勝を飾った。

 人生で初めて相手の胴上げを見せつけられた。それでも6回無失点。斎藤の表情は晴れ晴れとしていた。

 「負けはしたが、4年生がいい表情をしていたのでうれしかったです」

 3試合連続で任された先発マウンド。同じく3連投のプロ注目右腕・大場と投げ合った。今秋、410個の東都リーグの通算奪三振記録をマークした大場とはタイプが違うとクールに分析するが、「すべての面で参考になる。スゴイ刺激を受けてます」と、闘志を前面に出して1球1球に集中した。

 その気持ちが乗って四回先頭から4者連続三振。1安打無四球5奪三振で、許した走者はたったの1人で二塁すら踏ませなかった。敗れはしたが、満足の投球で4年生を送り出した。

 「達成できなかったものがあるので、来年以降の目標にしたい」。取り逃した“4冠”を来季の目標に定め、佑ちゃんが激動のルーキーイヤーを締めくくった。

(星直樹)

★39年審判人生に幕…清水審判

 東京六大学連盟の清水幹裕審判(65)=東大OB=が、明治神宮大会大学の部決勝を最後に39年に及んだ審判人生の幕を閉じた。「斎藤くんと大場くんが投げ合うすばらしい試合が最後でうれしかった」と話し、充実の表情を浮かべた。66年に審判に就任し甲子園の球審なども歴任した。その中で一番印象に残っている投手に法大OBの江川氏を挙げ、「球半個分を出し入れし、審判を試すようだった」と懐かしそうに振り返った。

★新主将

 東大野球部は14日、来季の新主将に井尻哲也内野手(茨城・土浦一高出)が決まったと発表した。

★新主将

日大野球部は14日、来季の新主将に米田光男捕手(埼玉・所沢商高出)が決まったと発表した。