2007年11月12日 更新

早大、佑ちゃん先発で狙うは4冠!第38回明治神宮野球大会

 第38回明治神宮野球大会第1日(11日、神宮ほか)大学、高校の1回戦と準々決勝計6試合を行った。高校の準々決勝では横浜(関東)が関東一(東京)に14−2で七回コールド勝ちし、4強一番乗りを果たした。史上4校目の大学4冠を狙う早大は、12日の準々決勝から登場し、1回戦で大経大(関西二)を9−7で破った九産大(九州)と激突。斎藤佑樹投手(1年)の先発が有力だ。

 出陣前日の東伏見。斎藤はブルペンで約40球の最終調整を終え、グラウンドの4年生に目を移すと、全身に力がみなぎっていくのを感じた。

 「熱い思いが伝わってきました。やるぞという気持ちになりました」

 この日の練習は4年生にとって早大グラウンドで最後の練習。練習の締めに応武監督がバットを握り、4年生全員にノックを行った。泥だらけになりながら必死に白球を追う姿を斎藤は目に焼き付け、自らの闘志に変えた。

 斎藤は12日の九産大との準々決勝で先発が有力。今大会、全国の頂点までは3連戦となる。「寒くなってきて3連投はきついですね」と話す1年生エースは初戦でチームに白星をもたらし、中1日で14日の決勝戦に備えるつもりだ。

 この日、1回戦で勝った九産大の勝利投手、榎下(1年、鹿児島工高)は昨年の高校日本代表のチームメートだ。「調子は早慶戦からそのまま来ている感じ。変化球も直球もいいです」。4年生から力をもらったスーパールーキーが同期生に快投ショーを見せつける。

(星直樹)

★九産大、佑ちゃん撃つぞ

 一回に5番・前田の2ランなど7安打を集中。6点を奪い、大経大の追い上げをかわして8強に進出した。準々決勝の相手は史上4校目の4冠を狙う早大。大久保監督は「あちらは攻めも守りも全国で一番いいチーム。斎藤君だけじゃなく、だれが来ても3点しかとれないでしょう。ウチの投手陣が頑張って2、3点に抑えれば勝機はある」と、接戦に持ち込む構えだ。

(神宮第2)

★横浜14点大勝…こちらも4冠目指す

 関東一との首都圏対決で、10安打14点をあげ、七回コールド勝ち。それでも小川健主将は、「守りでも攻めでも、ミスが出て30点」と自己評価は厳しかった。97〜98年に松坂(レッドソックス)を擁して達成した4冠(神宮大会、春夏の甲子園、国体)の再現が目標。「セーフティーバントと盗塁が今大会の課題。大きいのを打てるチームじゃないので」とイケメン主将は、足を使っての来春のセンバツ前哨戦制覇をもくろむ。

(神宮)