2007年02月14日 更新

斎藤、全快アピール58球!40度の発熱「死ぬかと思った」

復帰した斎藤は元気に投内連係の練習をこなした(撮影・北野浩之)

復帰した斎藤は元気に投内連係の練習をこなした(撮影・北野浩之)

ブルペンでは応武監督が見守る中、今季最多となる58球のピッチング(撮影・北野浩之)

ブルペンでは応武監督が見守る中、今季最多となる58球のピッチング(撮影・北野浩之)

 インフルエンザのため早大の練習を休んでいた早実・斎藤佑樹投手(18)が13日、西東京市東伏見での練習に復帰。いきなりブルペンで今季最多となる58球の熱投を見せ、全快をアピールした。40度の発熱で「死ぬかと思った」という体調も3日間で立て直すタフネスぶり。3月の沖縄キャンプ、4月のリーグ戦登板へ気合を入れ直した。

 病み上がりなんて言わせない。斎藤の右腕がうなりをあげた。ブルペン入りした午後、捕手を座らせると気合のこもった投球を続ける。計58球は早大の練習合流後最多。額の汗は、発熱からくるものではなかった。

 「(早実の入試補助の9日から)4日休んだ割には、いいボールがいっていました」と斎藤もホッとした表情だ。10日にインフルエンザを発症、「正直、死ぬかと思った」という40度の発熱からわずか3日。10、11日は点滴治療、現在も薬の服用を続け、下痢気味ではなをすする姿も見せたが、「いつも通り、しっかり投げました」とダメージを残さない驚異的な回復力を披露した。

 練習前に約15分、応武篤良監督(48)と話し合い、「(調整の)遅れを取り戻そうとして焦るな」と諭された。しかし、50球の予定が最後に納得いかなかった投球があったことで8球オーバー。3月2日スタートの沖縄・浦添キャンプ、4月のリーグ戦登板を念頭においた意欲の表れだ。

 「これからは、体調管理を怠らないようにするとともに、チームの柱となれるように頑張りたいです」と反省もまじえながら、目標を一段高いところに据え直したハンカチ王子。ウイルスさえも、自らのエネルギーに変えてしまう。

(田中浩)

★全国のファンからチョコ500個!?

 14日はバレンタインデー。応武監督は「(斎藤宛に)寮に500個ぐらい来てるよ」と冗談を飛ばしたが、実際、近所の宅配便業者や郵便局には、全国の女性ファンからのチョコレートが集まり、配達されるのを待つばかり。また、17日に予定されていたフリー打撃登板は、17、18日の天気が雨の可能性が強く、斎藤の体調面もみて、20日に延びる可能性が出てきた。