2007年02月03日 更新

斎藤4・14開幕投手あるぞ!早大・応武監督が示唆

ブルペンで今年初めて捕手を座らせての投球練習を行った斎藤=代表撮影

ブルペンで今年初めて捕手を座らせての投球練習を行った斎藤=代表撮影

 ハンカチ王子が開幕投手?! 早大教育学部に進学予定の早実・斎藤佑樹投手(18)が2日、西東京市の早大グラウンドで初めて捕手を座らせ、39球の投球練習を行った。早大・応武篤良監督(48)は「上級生と対等の実力。いい競争をすると思う」と評価。今春の東京六大学リーグ開幕戦となる4月14日の東大戦に向け、斎藤が先発候補の一人であることを明言した。

 ハンカチ王子がまた一歩、神宮のマウンドに近づいた。東伏見のブルペン。捕手の真後ろから斎藤の快速球を見つめた応武監督は、賛辞の言葉を惜しまなかった。

 「十分、上級生と対等に戦える実力を持っている。開幕投手はわかりませんが、いい競争をすると思います」

 決して過大評価ではない。応武監督の目は、4月14日の開幕戦(対東大)を見据えていた。

 昨秋リーグ戦の全9勝を挙げた宮本(日本ハム)と大谷(トヨタ自動車)の両輪が卒業し、今季はリーグ戦未勝利の投手陣で戦わざるをえない早大。オープン戦の結果次第では、斎藤にも「開幕投手」という大抜擢(ばってき)の可能性は十分ある。

 斎藤はこの日、捕手を立たせたまま26球を投げた後、初めて捕手を座らせて39球。額に汗がにじむほどの熱投だった。横浜・工藤を参考に「縦に割れるカーブも武器にしていきたい」と努力も怠らない。今後は今月17日前後にフリー打撃、月末にはシート打撃に登板する予定だが「寒ければ沖縄でやる」と応武監督。既定路線だった斎藤の沖縄・浦添キャンプ(3月4日〜15日)帯同も示唆した。

 「例年よりできあがりは早いです。ピークをキャンプに合わせて、去年の夏の甲子園の状態に戻したい。今は不安より楽しみが大きいです」と斎藤。4・14に向け、し烈な競争に挑む。

(吉村大佑)

★オープン戦日程決まる

 早大は2日、今春のオープン戦日程を発表した。3月17日の山梨学院大戦を皮切りに社会人野球の東京ガス、昨秋の明治神宮大会を制した亜大など計19試合が組まれた。斎藤が3月17日のオープン戦開幕投手を務める可能性もある。