2008年04月23日 更新
なんでや岡田はん!今岡スタメン復帰も4タコ…今季初0敗

四回に空振り三振の今岡。バットから快音が響く気配は感じられなかった(撮影・安部光翁)
(セ・リーグ、中日8−0阪神、3回戦、阪神2勝1敗、22日、ナゴヤドーム)阪神・岡田彰布監督(50)が中日との首位攻防戦で、5試合ぶりに今岡誠内野手(33)を5番でスタメン復帰させたが、一回の先制機に凡退するなど4タコとさっぱり。開幕から7カード連続勝ち越し後に、動いて裏目と出た。今岡本人はもう、すっかり自信喪失。23日以降、どうするんでっか?
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開幕から冴え渡っていた岡田タクトが暗転だ。0−8で迎えた九回二死走者なし。今岡が中田の初球、141キロ直球を打ち上げて中飛に倒れた。5試合ぶりに5番で起用した背番号7が最後の打者となって、竜がジワリ、1.5ゲーム差に接近。今季20試合目にして初の完封負けで、首位攻防第1Rを落とした。
「ずっと1点取られても2点目を辛抱することができていたけどな。(二回で)4点というのはな。序盤ではきついよな。打順変更? ちょっと平野もいい結果が出てなかったからな」
苦手・中田にナゴヤDで6戦6敗。完敗にサバサバしていた岡田監督は、打順変更について語る時だけマユをひそめた。
2試合ノーヒットで打率.254まで落ち込んだ平野を今季初めてベンチに置き、関本を2番・二塁。空いた三塁に今岡を5番で戻し、7番・右翼にフォードをセット。これが裏目に出た。

岡田監督(中央)はベンチであきれ顔?
赤星が四球で出塁し、金本の内野安打でつながった一回二死一、三塁。今岡は初球、145キロ直球を空振り後、2球目の119キロスライダーに泳いで三ゴロ。見飽きた好機での内野ゴロで、先制機を逸した。四回は空振り三振、七回は一ゴロ。4試合のリフレッシュも効果なし。スタメンから外すタイミングは絶妙だったが、戻すタイミングは微妙だった。
「今岡はフリー打撃や練習の内容がよくなっている」と吉竹チーフ野手兼打撃コーチ。20日は若手に混じって午前中から神宮室内練習場に足を運び、マシン打撃に汗を流した。もがく33歳に、なんとかキッカケをつかませたい。シーズンは長い。だから…。
「きのうも言うたけど、(先発投手の)右左とか関係なしに、やっぱり、そのへん(今岡とフォード)が打っていかなあかんのやから」。
復調の糸口を…と指揮官は願うが、これで10打数ノーヒットの今岡は、うめいていた。
「今の段階では…。実力がないというしかない。不調とかじゃない。今の段階では…」。この話を聞く限り、本人は内容が上向いているとは思っていなかったはず。
貯金は10。慌てる1敗ではない。それでも、将の我慢が続くか、今岡が袋小路から抜け出すのが先か。プロ野球新記録、開幕8カード連続勝ち越しに黄信号がともった夜、虎に難局が浮上した。
(大沢謙一郎)
★赤星「チャンスあった」
一回に四球、八回に右前打と2度出塁した赤星だったが、完封負けに悔しさいっぱい。「チャンスはあったですよね。初回もいい形で出たんだけれど…」。とはいえ、スピードスターは切り替えも早い。「向こうも前回負けてる(8、9日に甲子園で阪神が連勝)から、そんなにいつもうまくいかないですよね」と23日以降に目を向けた。
■データBox
★…阪神が12球団最遅の20試合目で今季初の完封負け。3位に終わった昨年は8試合目、リーグ優勝した05年が17試合目、同じく03年は12試合目だった。
★…03年以降で阪神が喫した完封負けは55試合で、そのうち中日戦が17試合で最多(ナゴヤDで11試合)、次いで巨人戦が11試合。また、97年のナゴヤD開場以来、133試合で23度目の完封負け(CSは含まず)。








◆今岡のスタメン復帰について阪神・広沢打撃コーチ
「それは監督が決めること。試合で活躍してほしいから使ったんだろう。(敗戦は)1人のせいじゃない」