2008年03月29日 更新
「いけぇ! よっしゃ!!」5番・今岡が執着の勝ち越し打

アニキに続き、今岡も適時打。技ありに一打だった
(セ・リーグ、阪神4−2横浜、1回戦、阪神1勝、28日、京セラD大阪)これが今年の誠スタイル。今岡の執着心が08年初星を呼びこんだ。
「あの場面は走者をかえすことだけ。打点が付いたのがよかったね」
気迫が違った。金本の値千金打で同点に追いついた直後の四回一死三塁だ。寺原の外角スライダーに食らいついた。「いけぇ! よっしゃ!!」。前進守備の二遊間を破ると、さけびながら一塁ベースをけった。一気にたたみ掛ける勝ち越し打。「走者をかえせてよかった」。5番の仕事をこなせたことが、素直にうれしかった。
2年連続の打撃不振に加え、プレシーズン終盤で24打席連続無安打の急ブレーキ。今年もアカンのか…。心配の声は尽きなかった。だが、今岡は前向きだった。「最後の試合でヒット1本出たし、流れが変わる感じがある」。昨年12月に亡くなった島野育夫氏から口酸っぱくいわれた「自分自身が大事」という言葉を思いだし、最後まで己を信じ抜いた。
「打点は勝利に直結する。きょうみたいな仕事を1年間やりたい」
粘り強さが増した05年打点王が、復権の一歩を力強く踏み出した。







