2008年03月28日 更新
5番は今岡!岡田監督“理想の形”初志貫徹で開幕ダッシュ!

今岡の5番起用を決めた岡田監督。理想のオーダーでスタートを切る
初志貫徹でロケットダッシュや!! 28日の開幕横浜戦に臨む阪神・岡田彰布監督(50)は27日、京セラDでの最終調整後、プレシーズン大不振の今岡誠内野手(33)をそのまま5番に据える考えを明らかにした。不振ならは外す準備はあるが「理想の形でいく」。また、横浜、広島と開幕から6試合続くBクラスチームとの対戦での取りこぼしを厳禁とし、開幕ダッシュを誓った。
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期待ではなく、祈りを込めた。開幕前日の最終調整。岡田監督は張り詰めたような表情で、開幕オーダーについて口を開いた。あくまで初志貫徹。新井、金本の後ろを打つのは今岡。昨オフから頭を巡らせて構築したベスト布陣で船出する。
「好不調というか、みんなが最高の形で(オープン戦を)終われたかどうかは疑問。でも、クリーンアップというのは1年間、同じ3人でやるのが一番いい。思い描いた一番理想の形で、野手の方はスタートしたい」
キャンプで復活気配を見せていた今岡はプレシーズン終盤、24打数ノーヒットの大不振。ここ2年間の不振が重なる急ブレーキぶりだった。FAでポジションが重なる新井が加入し、発奮するはずという指揮官の狙いにまだ今岡は応えていないが、腹を決めた。だが、今岡の開幕5番起用は最後通告と表裏一体。厳しい言葉も続けた。
「今岡に関しては、いつも言うてるやん。試合で打つしかないわけやから。練習で判断する選手じゃないやろ」
3年連続不振が続けば、もう居場所はない。6番鳥谷が勝負強さを見せ、7番フォードも日本野球に早く順応。5月の交流戦になれば、林の復帰も見込める。
「それ(不振時の処遇)はオレが決めること。自分が納得するよりも、チームが納得するようにせんといかん。それしかないよ」。チャンスは与えるが、退路は断つ。
横浜、広島と続く開幕2カードで開幕ダッシュを狙う。昨年の前半戦は広島に大きく負け越し、苦戦のペナント争いを強いられた。
「広島に負け越したのが、最終的に大きく響いた。今年のタイガースはとにかく強いんだという印象を与えるためにも最初の2カードは、特に大事。横浜と広島やったら、絶対にいいスタート切りたい」。ケガ人も最小限度に抑え、昨年苦心した先発陣は安藤、福原が復活。「去年描いたローテがやっと組めた」と最高の手応えがある。
「5回目の開幕ですけど、いろんな意味で、今年が一番充実している。当然3年ぶりの優勝という気持ちをスタートする。期待してもらって(いい)。あすからいいスタート切って、1番でゴールしたい」。V逸ならば進退が懸かる勝負の5年目はどこまでに強い。選手を追い込み、自分を追い込み、セ界のてっぺんまで登り詰める。
(大沢 謙一郎)
■データBOX
◎…岡田阪神の横浜戦は通算で55勝36敗5分の勝率.604と大きく勝ち越している。シーズンは04年に負け越して(12勝16敗)以来3年連続で勝ち越し中。
◎…阪神の寺原との対戦成績は05年からの4試合。寺原は0勝3敗の防御率3.74と阪神を苦手としており、寺原が先発した試合は阪神がすべて勝利している。
◎…寺原を得意としている打者は鳥谷と金本。鳥谷は11打数7安打1打点の打率.636。金本は9打数5安打で2本塁打3打点、打率.556と打ち込んでいる。またチームでも対戦打率.337(投手を除く)と相性がいい。







