2008年05月15日 更新

巨人・金刃、何しに1軍上がってきた!2回もたず5失点KO

八回の打席でバットを折って遊ゴロに倒れた小笠原。巨人は10残塁の拙攻だった(撮影・浅野直哉)

八回の打席でバットを折って遊ゴロに倒れた小笠原。巨人は10残塁の拙攻だった(撮影・浅野直哉)

二回に5失点し、汗をぬぐう金刃。左は村田の適時打で5点目のホームを踏んだ内川(撮影・今野顕)

二回に5失点し、汗をぬぐう金刃。左は村田の適時打で5点目のホームを踏んだ内川(撮影・今野顕)

 (セ・リーグ、横浜5−2巨人、7回戦、巨人4勝2敗1分、14日、横浜)期待は打ち砕かれた。金刃が二回に3連続適時打を許し5失点。原監督は即座に降板を命じた。

 巨人の先発投手では今季最短KOに、ルーキーだった昨季7勝(6敗)を挙げた左腕は「最初から飛ばしていこうと思ったんですけど、それが力みになったのか…」と、うなだれた。

 金刃は4月3日の中日戦(東京ドーム)でも5回5失点。1カ月半ぶりにマウンドへ送った指揮官は「もう少しできる投手。この前(9日)ブルペンで自分の目で確かめたんですが…」と失望を隠しきれなかった。

 打撃不振で、精神的にも追い込まれている阿部を9日の中日戦(東京ドーム)に続いてスタメンから外したが、代打に送り出した六回二死一、二塁の好機に見逃し三振。九回の3号ソロは時すでに遅しだった。

 「2点目が遅かった。1点を積み上げるチャンスもあったが、外野フライなりタイムリーなりが出なかった」

 原監督は横浜を上回る11安打しながら10残塁で2得点に終わった拙攻も嘆いた。下位の横浜、広島と当たる6連戦は“貯金ウイーク”ともくろんだが、まさかの連敗スタート。勝率5割はまだ遠い。

(牧慈)

★小笠原、根性のフル出場も…5の0

 前日13日の横浜戦(長野)で風邪のため四回の守備から途中交代した小笠原が根性のフル出場。38度近くあった熱は下がったものの、コンディションはまだ万全とはいえず、5打数無安打に終わった。「(体調は)大丈夫、大丈夫。またあした(15日)から頑張ります」と言葉少なに球場を後にした。

◆久々の1軍のマウンドで七回を3者凡退に抑えた巨人・豊田

 「まずは敗戦処理から徐々にやってきます」

★G党の声

◆根岸昭さん(47)=横浜市、会社員

 「勝率5割に戻りそうだったのに、きょうの負けは痛い。仁志は横浜に出すべきではなかったね」

◆松崎久さん(25)=横浜市、建設業

 「やっぱり、上原が戻ってこないとダメ。あとヨシノブも。打線で目立っているのはラミレスとゴンザレスだけじゃね…」

◆重村和良くん(13)=横浜市、中学生

 「若手が出てきたし、主力が戻ってくるまでもう少しの我慢。阿部選手に九回の本塁打が出たので、あしたは勝つと信じています」

★木村正が入院

 巨人は、木村正太投手(21)が右鎖骨下静脈血栓症で、都内の病院に入院したと発表した。

■ジャイアンツ・ダイアリー

 「唐川3連勝!!」。この日の各スポーツ紙の1面を飾った同級生に、ジェラシーを感じていたのは高校生ドラフト1巡目の藤村(熊本工出)だ。
 1月の自主トレ中に右足首をねんざし、スタートでつまずいた。昨春の選抜大会に出場した際、開会式のリハーサルの待ち時間に、すでに高校球界では“有名人”だった唐川に頼んで記念写真を撮ったという。「ボクも負けていられません」。力強く宣言したルーキーはノック、打撃練習で精力的に動き回っていた。