2008年05月15日 更新

G.G.&ボカで4発!首位独走の西武、両リーグトップ60発

 (パ・リーグ、ソフトバンク4−11西武、11回戦、西武6勝5敗、14日、ヤフードーム)四回、初球に「獲物」が来た。ガトームソンの高めの直球を振り抜いたG.G.佐藤=写真上=の打球は、左翼席に飛び込んだ。五回は、代わったばかりの柳瀬の真ん中に入った変化球が餌食だ。左中間に2打席連続の11号3ランに「夢じゃないと信じたい」と大興奮だった。

 西武が一発攻勢で快勝。前日に苦杯を喫し、2位に浮上してきたソフトバンクをたたいた。

 G.G.佐藤だけでなく、ボカチカ=同下=も2本塁打。渡辺監督は「4本塁打はバランス的にもよかったね」と、試合の流れを左右する中盤で8得点を稼ぎ出したアーチを満足そうに振り返った。

 七回に9号2ランで駄目を押した“恐怖の9番打者”ボカチカは「前に(打者が)8人もいるから、どういう球なのか見られるのがいいね。自分でもびっくりするぐらい状態がいいよ」と絶好調を宣言。渡辺監督が「9番がポイントゲッター。他のチームにはない得点パターン」と胸を張る。

 この日の4本を加え、チーム本塁打は12球団断トツの60本に。2位以下の混戦を尻目に、レオ軍団が猛打で独走する。

◆本塁打量産について西武・大久保打撃コーチ

 「選手が練習しているから。それに尽きる。僕は何もやっていません」


■データBOX

 【1】西武のG.G.佐藤とボカチカがそれぞれ2本塁打し、今季チーム通算60本塁打。ここまで1試合平均1.43本でシーズン205本ペース。西武のシーズン200本以上は、球団記録の219本を放った80年のみ。
 【2】この日はヤフードームで4本塁打。93年開場の同球場(当時は福岡ドーム)でのホークス戦4本塁打は、01年8月14日(垣内、松井、カブレラ、マクレーン)、07年5月6日(石井義、G・G・佐藤、中島、和田)に次いで3度目。

★涌井、苦手球場で初勝利

 涌井が過去0勝3敗だったヤフードームで初勝利。一回を三者凡退に仕留めると、「きょうは大丈夫かな」と自信がわいてきたという。白星が1つ先行する今季4勝目を挙げ、「今までマウンドからホームが曲がって見えていたんですけど、きょうは普通でした。ここでは勝てないと思っていたので良かったです」とほっとした表情だった。

★パ・リーグが日程追加を発表

 パ・リーグは次の通り日程追加を発表した。

 ▽9月5日 オリックス−西武(18時・スカイマーク)▽10月1日 ロッテ−西武(18時15分・千葉)