2008年05月09日 更新

代打ひと振り!燕・ユウイチが走者一掃V打、連勝呼び込んだ

ユウイチ(左から2人目)はベンチに戻るとナインと歓喜のハイタッチ=撮影・塩浦孝明

ユウイチ(左から2人目)はベンチに戻るとナインと歓喜のハイタッチ=撮影・塩浦孝明

七回、代打のユウイチが右翼線に勝ち越しの3点適時二塁打を放った

七回、代打のユウイチが右翼線に勝ち越しの3点適時二塁打を放った

 (セ・リーグ、横浜3−5ヤクルト、8回戦、ヤクルト5勝3敗、8日、横浜)腰のすわったスイングだった。同点の七回一死満塁。代打・ユウイチが一塁線をゴロで破る走者一掃の3点適時二塁打。けがに泣かされ続けた10年目の苦労人が試合を決めた。

 「相手の投手(川村)のボールが速いから、犠牲フライというより強い打球を打とうと思っていた」

 2度の首位打者に輝いた青木が「打撃が柔らかい」と認める左の強打者。だが、去年の春季キャンプ中にボールを踏んで左足首のじん帯を断裂、2軍の試合でも左手小指の骨折などけがが定位置獲りを邪魔してきた。今年の春季キャンプ直前。「もう、けがをしたくない。悔しいから」と自室に清めの塩をまいて出陣した。

 今季初先発した4日の巨人戦では失策が大量点につながった。「僕のせいで負けた。気持ちを強く持とうと思っていた」と失敗を取り返す殊勲打。今季10打数5安打、打率5割。自慢の打撃でチームに貢献している。

 約1カ月ぶりの連勝で横浜に勝ち越し。借金を「2」とした高田監督は「代打で打つのは大変なこと」と絶賛した。猛虎、強竜、歓喜の巨人を追いかける。

(上野亮治)

★林が今季9セーブ目、初失点にもショックなし

 守護神・林昌勇が今季登板12試合目で初失点。九回に代打・佐伯に右翼線適時二塁打を浴びた。それでも3点リードでの登板で、封印していたフォークを投げる余裕も見せ今季9セーブ目。「日本の選手が僕にだいぶ慣れてきたのかな」と、初失点にもショックはなかった。

★5・11「エコを考える日」、環境大臣が始球式

 ヤクルトは5月11日の広島戦(神宮)を「Think Eco Playball(エコを考える日)」として、環境問題を訴える。当日は鴨下一郎環境大臣(59)が始球式を行う。来場者先着5000人に特製のゴミ回収用袋をプレゼントする。


■スワローズ・ダイアリー

 8日午前1時45分ごろ、関東地方を強い地震が襲った。横浜市内の宿舎にいたナインも大きな揺れを感じた。
 13階の部屋で増渕と試合のDVDをみていた村中は「地震に敏感なので怖かったです」と高層ホテルの揺れに恐怖をおぼえたという。11階にいた林昌勇はあまりの揺れに部屋から飛び出しそうになった。槇(しん)通訳は「韓国はほとんど地震がないですから。チャンヨン(林)でも怖いものはあるんですよ」と守護神の“揺れる”心情を代弁していた。