2008年05月08日 更新

ダルビッシュ、今季ワースト4失点…今季8度目先発で●

 (パ・リーグ、西武4x−3日本ハム、8回戦、西武5勝2敗1分、7日、西武ドーム)3−3の九回二死満塁。片岡の打球が左前に転がると、日本ハム・ダルビッシュはうつむきながら三塁ベンチへ引き揚げた。

 「打たれた瞬間、ヒットだなと思いました。ボクの持っている力は出せたと思いますが…」。136球の熱投も実らず今季8試合目で初黒星。サヨナラ打を喫したのはプロ4年目で初の屈辱だ。

 8安打のうち2発のソロを浴び、4失点は今季ワースト。実は数日前から風邪をひいていた。この日、都内のホテルで開かれた3−4月の月間MVP受賞の会見場では鼻水をすすり、せき込む場面もあった。

 実は前夜、都内で親友の涌井と食事をした。互いの健闘を誓い合ったが…。今季2度目の同一カード3連敗で、首位西武とのゲーム差は5に広がった。

 「(次回に向けて)きっちりと調整するだけです」。エースの復調なくしてチームの浮上はあり得ない。

(吉村大佑)

★日本ハム・森本「勝てる試合だった」

 10残塁の拙攻で2試合連続のサヨナラ負け。一回に先制のホームを踏み、二回にリードを広げる左犠飛を放った森本は「きょうは勝てる試合だった」とガックリ。今季初の4連敗に「引きずらないのがうちのいいところだけど、反省しないといけない」と険しい表情だった。

◆ダルビッシュについて日本ハム・厚沢投手コーチ

「あいつで負けたらしようがない。向こう(西武打線)が上だった」

◆日本ハム・梨田監督

「(ダルビッシュは)力尽きた。よく投げたけどね」

★中田はションボリ

 中田はイースタン・リーグの西武戦で左飛、左飛、右前打、三ゴロと4打数1安打。六回に外角スライダーを泳ぎながら右前に運んだ=写真=が「全然ダメ。中途半端な打ち方で(野手の)間に落ちただけ」。前夜は遠征中の1軍と同じ立川市内のホテルに泊まっていたが、梨田監督や“兄貴分”のダルビッシュとは「会ってないッス」と元気のない様子だった。

(西武第2)