2008年05月08日 更新

日本人選手平均年俸3631万円!選手会調査結果発表

 日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)は7日、今年度の選手会所属日本人選手の年俸調査の結果を公表した。開幕時に支配下選手登録された日本人選手(742人)の平均年俸は3631万円で、前年より78万円増え、2.2%の微増。巨人は4年ぶりに年俸がアップし、球団別平均年俸でも14年連続で1位を保った。

 昨年は調査開始以降、最大の年俸ダウンとなったが、今季はわずかに回復。それでも一昨年の水準には戻らなかった。選手会の松原事務局長は「若い選手も出てきている。ただ各球団が外国人補強に頼る傾向は変わらず、国内の選手の年俸に充てられていない」と分析した。

 球団間の格差はさらに拡大した。中日、阪神、ソフトバンクが初めて平均年俸5000万円の大台を突破。9年連続の巨人と合わせて4球団で“勝ち組”を形成している。昨年は前年4位と低迷して大幅ダウンとなった巨人は、リーグ優勝効果で4年ぶりに平均年俸がアップした。今回の金額には6人の外国人は含まれておらず、それも合わせれば50億円を超える。

 一方で黒田が米大リーグのドジャースに、新井が阪神にFA移籍した広島は2000万円を割り込んだ。1993年のFA制導入以前の水準に逆戻りしたことになる。昨年参入3年目で4位と躍進した楽天は、4年目で初のアップとなり、平均年俸でも“最下位脱出”となった。

(加藤俊一郎)