2008年05月05日 更新

水島新司氏が日本ハム・中田の尻叩く!イースタン始球式

中田は水島氏(右)から熱い激励を受けた

中田は水島氏(右)から熱い激励を受けた

 日本ハム・中田翔内野手(19)=大阪桐蔭高出=は4日、イースタン・リーグのヤクルト戦(鎌ケ谷)で14打席ぶりの安打を放つなど4打数1安打1打点だった。復調気配の怪物は、始球式で訪れた漫画家の水島新司氏(69)と初対面。水島氏は1軍昇格の際には連載中の人気漫画「あぶさん」に登場させるプランを語るなど、怪物に最高の“刺激”を与えた。

 久々に快音を響かせた。五回二死一、三塁で、ヤクルト先発のルーキー加藤(慶大出)のスライダーを中前へ。14打席ぶりの安打で打点を記録した中田は「変化球を打てたことが良かった」とうなずいた。

 熱い言葉が背中を押す。試合前、水島新司氏と初対面。「ドカベン スーパースターズ編」に登場している縁から、山田太郎のイラストに「翔ばして魅せろ」と添えた色紙を贈られた。

 漫画の世界では1軍で開幕戦出場を果たしている「中田」だが、現実は悪戦苦闘中。しかし、水島氏は「漫画の中ではスター街道まっしぐらです」とキッパリ。今後は中田が2軍で打った本塁打数を劇中の1軍での本塁打数とし、活躍させる方針だという。

 さらに…。「交流戦までに上がれたら景虎と対戦させたい!!」。中田の1軍昇格の際には、人気漫画「あぶさん」に登場させることも約束。阪神の剛球左腕「景浦景虎」と対戦させるプランも披露し、早期1軍昇格へ尻をたたいた。

 「励みになるッス。そうなるのが一番いい」と中田。現実が早く追いつくように…。怪物は唇をかみ締めた。

(佐藤ハルカ)


■ドカベン スーパースターズ編

 水島新司氏の名作野球漫画『ドカベン』の最新作で、2004年から週刊少年チャンピオンで連載中。前作『ドカベン プロ野球編』でFA宣言した主人公・山田太郎はパ・リーグに新設された「東京スーパースターズ」に移籍。高校時代からしのぎを削るライバルも新球団「四国アイアンドッグス」に集まり、実在のパ・リーグ球団を含め8球団で熱戦を展開。中田は日本ハムの1軍選手として登場している。