2008年05月05日 更新

みんなが絶句!ロッテ・オーティズ、グラブ投げボール止めた

オーティズは五回、グラブを投げつける前代未聞の珍プレー。プロがこんなことしちゃ…(撮影・戸加里真司)

オーティズは五回、グラブを投げつける前代未聞の珍プレー。プロがこんなことしちゃ…(撮影・戸加里真司)

 (パ・リーグ、ロッテ0−4西武、8回戦、4勝4敗、4日、千葉)ゴールデンウイーク真っただ中。「プロ」のプレーを堪能しようと球場にやってきた3万観衆の目が「・」になった。

 こんなのあり? 2点をリードされた五回、一塁手がはじいて右翼に抜けそうだった栗山の打球に、二塁手のオーティズがグラブを投げつけた。見事に? 当たった。そう、珍プレーが飛び出した。

 「必死にボールを追いかけて無意識にやってしまった。申しわけない」とオーティズ。野球規則7・05の(C)「野手がグラブを故意に投げてフェアボールに触れさせた場合、三個の塁が与えられる」により、栗山は三塁打。直後、犠飛で3点目を奪われた。

 69歳の西武・黒江ヘッドコーチが「野球人生でみたことがない」と絶句した“前代未聞”の失態。試合後、オーティズはロッカールームにこもり、球団広報を通じてコメントを出すのがやっとだった。

 「ああいったプレーはこれから2度とみることはないだろう」

 試合後に“事情聴取”したバレンタイン監督もおかんむり。5日の『こどもの日』を前に…。よい子のみなさん、絶対にマネしないでね。

(高橋潤平)

◆オーティズの珍プレーに西武・渡辺監督

 「今どきあるんだな。おかげで貴重な3点目を取れた」

◆西武・栗山

 「グラブを投げているのは見えた。三塁打になってラッキーですね」

◆オーティズのグラブ投げにテレビ解説で訪れていた北京五輪日本代表・星野監督

 「ふざけているね。(直後に犠飛で1点を奪われた小林宏は)あんなプレーが出たら、投手は(気持ちが)キレますよ」


■ホセ・オーティズ(Jose Ortiz)

 1977年6月13日、ドミニカ共和国生まれ、30歳。94年ドラフト外でアスレチックス入団。ロッキーズを経て2003年にオリックスへ。04年オフにオリックスを解雇され、米独立リーグ、メキシコリーグでプレー。07年にロッテ入団。日本通算成績は355試合に出場、打率.274、66本塁打、203打点(4日現在)。1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。年俸6000万円。背番号4。

★唐川、次回登板は母の日

 前日3日に高卒新人ながら10奪三振の完投勝利を挙げた唐川(成田高出)は、一夜明けて笑顔で練習に参加した。「きのうは両親と友達30人くらいでご飯を食べて楽しく過ごせました。次回登板予定は母の日? もう花を贈るようにしていますし、がんばりたいですね」と11日の楽天戦に予定されている次回登板に思いをはせていた。

★星野監督「ストレスがたまってきた」

 北京五輪日本代表の星野監督は代表1次候補77人中、16人が出場選手登録抹消中という故障者の多さに「頭が痛い」と苦渋の表情。「ストレスがたまってきた。(6月20日の期限は)しゃあないけど、泣き言も言いたくなるわ」。6月20日発表の最終候補選手について「情は持ち続けるが非情はあるわな」と口にしてきた五輪アジア予選メンバーの24人が中心ではなく、コンディションがベストな選手を優先して選ぶことも示唆した。