2008年05月03日 更新

雨ニモ負ケズ、岸が2安打完封!西武は20勝一番乗り

2安打完封の岸(右)は、渡辺監督(左)と勝利のハイタッチだ(撮影・戸加里真司)

2安打完封の岸(右)は、渡辺監督(左)と勝利のハイタッチだ(撮影・戸加里真司)

 (パ・リーグ、ロッテ0−5西武、6回戦、3勝3敗、2日、千葉)雨が降りしきるマウンド。ロッテファンのため息を背に、小さくこぶしを握り締めた。岸が悪天候をものともせず2安打完封。両リーグ20勝一番乗りを決めた。

 「制球は別にして思い切り投げました。きょうは本当に勝ちたい、その気持ちだけでした」

 普段はクールな23歳が、快投を振り返った。

 4月9日、ロッテとの前回対戦で自己ワーストの4回1/3、8失点で大炎上。1日時点の防御率は規定投球回に達した23投手中22位の4.45。最近は、ほぼ毎日タオルを右手にシャドウピッチングでフォーム固めに励み、雪辱の機会を待ち続けていた。

 渡辺監督も頼もしそうに「岸は自信を取り戻しつつあるね。20勝一番乗り? みんなが楽しそうに野球をやる本来の姿がでている」と目を細めた。月がかわっても、快調に飛ばす西武特急はとまらない。

(高橋潤平)

★G.G.佐藤、ロッテ・清水にリベンジの7号2ラン!

 G.G.佐藤が、四回に先制の7号2ランなど2安打2打点の活躍で、岸の完封勝利をアシストした。「清水さんは気持ちの入ったボールを投げるいい投手。気持ちだけでも負けないようにした」。4月9日の前回対戦で完投勝利を許した清水にリベンジし、充実した表情だった。

◆七回に右中間適時三塁打を放った西武・中村

 「追い込まれていたので、小さく(スイングをコンパクトに)芯に当てることだけ考えていた」