2008年05月01日 更新
楽天・フェルが延長V打で救った!ノムさんに敵地勝利を献上

延長十回、フェルナンデスが勝ち越し打。ドタバタ劇も終わってみれば…=撮影・浜坂達朗

風邪をひいた野村監督(中央)も笑顔で選手を出迎えた=撮影・浜坂達朗
(パ・リーグ、オリックス4−5楽天、8回戦、楽天6勝2敗、4月30日、京セラD大阪)ドタバタの試合を締めたのは4番だった。延長十回二死二塁、フェルナンデスが中前へ勝ち越し打。この日4安打、3本目のタイムリーで打点リーグトップの貫禄(かんろく)を見せた。
「追いつかれた試合だから、勝たなければいけなかった。渡辺が盗塁してくれたし、打点を取らなければいけないと感じていた」
31試合で早くも36打点。このペースならシーズン167打点に達し、1950年に小鶴誠(毎日)が記録した161打点を超える日本記録ペースだ。「チームの苦しいときこそエースと4番。きょうは殊勲甲だ」と野村監督も目を細めた。
九回、抑えに起用した青山が代打・浜中に同点被弾。前夜、湯上がりに裸で寝てしまい、風邪をひいた野村監督の顔色がいっそう悪くなった。またビジターで勝てないのか−。ベンチに漂う重苦しさを救ったのが、4番のバットだった。
4月を終えて17勝14敗の貯金3。西武に1.5差の2位と絶好の位置。だが野村監督は現状に物足りない。「われわれは今年、頂点をめざしているんだよ。これじゃあ日本シリーズを戦えない」。実力も貯金も蓄える5月へ、楽天はますます勢いを増す。
(加藤俊一郎)
★山崎武.374で「4月は首位打者をとる」公約達成!
山崎武は六回の適時打を含む3打数2安打。打率.374で4月を乗り切り「4月は首位打者をとる」という公約を達成した。「とりあえずよかったな。でも勝つのは大変だなあ」。この日も2敬遠と勝負を避けられることも多くなった主砲は、顔をくしゃくしゃにしてバスに乗り込んだ。
★小山がピンチ脱出成功に満足顔「気をつけて投げた」
4番手の小山が相手に傾いていた流れを断ち切った。九回に追いつかれ、なお一死二塁で登板し、坂口を三振、村松を一ゴロに仕留めてサヨナラのピンチを脱した。延長十回にも「ビッグ・ボーイズ」を三者凡退に抑えた右腕は「一発で展開が変わってしまうので気をつけて投げた」と満足そうだった。
★長谷部が2軍戦初登板、3回無失点「100点満点です」
3月上旬のオープン戦で左ひざ半月板を損傷した大学生・社会人ドラフト1巡目の長谷部(愛工大出)が、イースタン・リーグのロッテ戦で公式戦初出場。六回から3回を1安打無失点に抑えた。直球は最速144キロをマークし「投げられただけで100点満点です」と笑顔を見せた。高校生ドラフト1巡目の寺田(札幌南高出)も九回に初登板し、1回無失点だった。
(天童市)
★憲史がFA資格を取得
楽天・憲史外野手(31)がフリーエージェント(FA)資格を取得した。
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