2008年04月30日 更新
西武22年ぶり4戦連続3発超…でも連勝「3」でストップ

二回、G・G・佐藤の6号ソロが西武打線に点火。(撮影・江角和宏)

六回には中島が6号満塁弾。(撮影・江角和宏)

続いてブラゼルが11号ソロを放った(撮影・江角和宏)
(パ・リーグ、西武7−10ソフトバンク、7回戦、ソフトバンク4勝3敗、29日、西武ドーム)延長十二回二死、片岡が二ゴロに倒れたのを見届けると、渡辺監督はベンチで唇をかみ締めた。絶好調の西武打線が、86年以来、球団史上22年ぶりに4戦連続で3本塁打以上を放つ快記録を達成したが、延長十二回に力尽きた。
「序盤の展開から何とか大きいの2つで追いついたんだけど…。(相手の)下位打線にやられたね」
今季両リーグ通じて最長の5時間19分の死闘を終えた指揮官は疲れを隠せない。先発のキニーが四回持たず6失点でKO。それでも5点を追う六回に中島の6号満塁弾、続くブラゼルの11号ソロの圧巻の連発で追いつく執念をみせたが、あと1点届かなかった。
7点を取った試合展開にも大久保打撃コーチは「打線はよく打ってくれたけど『オレたちはよくやった』なんて思っちゃいけない。相手打線を上回れなかった責任がある」と言い切った。午後1時試合開始のこの日も午前7時半前から同コーチや潮崎投手コーチが打撃投手を務めて特打を行った。豊富な練習量が生んだ恐怖の打線は、より高く目標を置いている。
「5点差をつけられたら、そりゃ打線もつらいよ。でもズルズル負けるよりはいい」。渡辺監督は自らに言い聞かせるように話し、球場を後にした。黄金週間9連戦の初戦に、中継ぎ投手6人すべてをつぎ込みながらの痛い敗戦。だが今のレオ打線は、それすらも跳ね返す力を秘めている。
(高橋潤平)
★“投壊”キニー6失点、三井2軍落ち
先発のキニーが四回途中6失点でKOされると、延長十二回には7番手・三井が5長短打を浴び3失点と炎上した。試合後、2軍降格を言い渡された三井は「今のまっすぐの状態では抑えられない。(2軍で)作り直します」と肩を落としていた。
■データBOX
西武のチーム4試合連続3本塁打以上は、巨人が04年5月27−30日(3→3→4→4、シーズン259本=プロ野球記録)に記録して以来4年ぶり。パ・リーグでは、近鉄が01年6月12−16日(3→3→4→3、同211本=同年リーグ1位)にマークして以来7年ぶり。チームでは、86年8月3−7日(3→4→7→4、同185本=同1位)以来22年ぶり。
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