2008年04月28日 更新

「3番」松中、奮起3打点!ソフトバンクが連敗4で止める

きょうはオレがヒーロー!! 4号2ランを放ち、ナインと勝利のハイタッチをする松中(右)(撮影・山下香)

きょうはオレがヒーロー!! 4号2ランを放ち、ナインと勝利のハイタッチをする松中(右)(撮影・山下香)

 (パ・リーグ、ソフトバンク5−3ロッテ、9回戦、ロッテ5勝4敗、27日、ヤフードーム)黒星街道に迷い込んだ王監督の『賭け』が見事に成功した。今季初めて4番から外して「3番」に据えた松中が、三回の4号2ランを含む3打点の大暴れ。最近8試合で12得点という記録的な貧打から脱却し、連敗を4で止めた。

 「一番ほしいもの(本塁打)が出た。(打順変更は)気分転換を含めて。うまくはまったという感じだね」

 春季キャンプ期間中に「4番は松中に任せようと思っている」とシーズンを通して固定する考えを口にしていた指揮官だが、1998年以来となる借金4という危機的状況に動かざるを得なかった。

 奇策を嫌い王道采配を信条とするだけに、失敗の許されないオーダー変更。三回、松中の一発が飛び出した際にはこぶしを突き上げた。

 不振を極めていた昨年9月18日のロッテ戦(千葉)以来となる“4番はく奪”に、松中も「自分の中で悔しさはある。発奮材料にして、また4番を打てるようにしたい」と奮起した。王監督の荒療治が効いた大きな1勝。これを浮上のきっかけにする。

(三木智隆)

◆七回途中3失点で2勝目も不満顔のソフトバンク・和田

「連敗を止めたのは打線ですよ。ぼくは何もしていないです」

◆松中に2ランを浴びるなど5回8安打5失点で4敗目のロッテ・小林宏

「甘い球を打たれているのだからしようがない」