2008年04月26日 更新

日本ハム・多田野が初登板!イースタンで4回1安打1失点

 日本ハムの大学生・社会人ドラフト1巡目のルーキー、多田野数人投手(28)=前3Aサクラメント=が25日、イースタン・リーグの楽天戦(千葉・鎌ケ谷)で初先発。4回を1安打1失点で負け投手となった。今年1月の自主トレ中に左手首を骨折して出遅れたが、交流戦が始まる5月20日をめどに1軍昇格を目指す。

 28歳の誕生日に、待ちに待った日本でのプロ初登板。インディアンス時代の04年にメジャーで1勝をあげている右腕、多田野が、ついにベールを脱いだ。

 「誰もが通らなければいけない道。クリアできてホッとしている」

 一回、先頭打者に中前打を許し、ボークなどで一死三塁とし、犠飛で失点した。4回を1安打1失点で敗戦投手。「(ボークの判定は)アメリカとの違いを感じた。セット(から始動)が早かったみたいです…」と戸惑いもあったが、復活への手応えもあった。

 1月に都内でのロードワーク中に転倒して左手首を骨折し、手術を受けた。春季キャンプも参加できないなど、大きく出遅れたが、この日は緩急自在の投球で、二回以降は楽天打線は沈黙。島崎2軍投手コーチも「なんの球種を投げているのか全然わからなかった」と舌を巻いた。

 「交流戦ぐらいまでに上に上げられたら」と水上2軍監督。5月20日、交流戦開幕時の1軍昇格に照準を合わせた。

(高橋かずみ)

◆多田野について日本ハム・山田GM

 「予定よりは少し早いペースで来ている。下(2軍)であと3、4回投げてから、交流戦くらいに1軍に合流してもらえればいい」

★中田に快音なしも、監督は成長評価

 高校生ドラフト1巡目の中田(大阪桐蔭高出)は、「4番・三塁」で先発し、右飛、右飛、三振、二ゴロで4打数無安打。連続試合安打は7で止まったが、「全然気にしてないっス」と冷静だった。水上2軍監督は「まだ(打撃)フォームをものにできていないということ。ただ、逆方向に打とうという意識はよかった」と日々の成長を認めている。