2008年04月26日 更新

完投!完投!お次は完封!絶好調のロッテ・清水が今季3勝

今季初完封で3勝目。清水は「26人目の戦力(ファンのこと)」を示す「26」のユニホームを掲げて声援に応えた

今季初完封で3勝目。清水は「26人目の戦力(ファンのこと)」を示す「26」のユニホームを掲げて声援に応えた

 (パ・リーグ、ソフトバンク0−5ロッテ、7回戦、ロッテ4勝3敗、25日、ヤフードーム)最後の打者を三ゴロに打ち取っても表情は変わらなかった。清水が4安打に抑え、自身初の3連続完投勝利をチームの今季初完封で飾った。

 「完璧(かんぺき)じゃない。変化球も良くなかったし…何でかな」

 三振は1個と不満足な内容ながら、わずか97球。両サイドに投げ分け、五回以降は三塁を踏ませなかった。

 毎試合「この試合が最後かもしれない」と背水の陣で挑んでいる。昨季は6勝10敗に終わり、6年連続の2ケタ勝利を逃した。32歳。思い通りに体を動かせなくなっていた。開幕前、夫人の急逝という不幸を乗り越え、体の細部まで動かす新たなトレーニングを取り入れ、改造に取り組んだ。この日も、大好きなお酒を紹興酒1杯にとどめてマウンドに上がった。

 「(きょう26日に先発するルーキー唐川に)声をかけてあげようと思う」。チームを精神面でも支えるエースの復活で、チームは4連勝で2位浮上と勢いに乗った。

(神田さやか)


■データBOX

 ロッテ・清水が今季初完封で、9日の西武戦、16日の楽天戦に次いで3試合連続完投勝利。チームでは昨年7月に成瀬が記録しているが、清水自身は03年10月と04年7月の2試合連続を上まわる自己新。球団記録は70年木樽正明(5−6月)の7試合連続。

★大塚「人生初」ランニング本塁打!

 大塚が三回一死二塁からランニング本塁打。左中間への当たりだったが、相手の左翼手と中堅手が激突し、打球が外野を転々とする間に一気に本塁へ。「人生初。何とか落ちてくれと思ったが、あんな形になった。ちょっと複雑な気持ち。野球の神様が僕にほほ笑んでくれた」と盛んに照れた。