2008年04月21日 更新
ロッテに成瀬あり!8回を9K無失点で防御率3位に浮上

3勝目を挙げた成瀬。荻野(左)からウイニングボールを手渡されニッコリ(撮影・今野顕)
(パ・リーグ、オリックス0−6ロッテ、5回戦、ロッテ3勝2敗、20日、東京ドーム)成瀬が再び、連勝街道に乗った。8回を3安打無失点9奪三振の好投で前回登板に続く2連勝。今季3勝目を挙げ、チームの連敗も2で止めた。
「今季で一番良いできでした。甘い球が少なかった」。表情には充実感がにじみ出た。
本来の強気の投球をみせた。前日に2本塁打を放ったローズからは四、六回ともに135キロの内角高めの直球で空振り三振を奪った。124球と球数が多かったため、八回で降板したが、五回以降は完全投球だった。
昨季の最優秀防御率(1.82)左腕は開幕当初、不調に苦しんだ。5日のソフトバンク戦(千葉マリン)は、八回途中3失点で負け投手となり、06年9月18日から続いたパ相手の連勝が16で止まった。原因はキャンプ中の投げ込み不足。
開幕後、登板日の2日前に行うブルペン投球をあえて通常の50球から70球以上に増やした。この突貫調整もあって肩のスタミナもついた。この日の登板は昨季と同様の調整法に戻し「昨季の投球に近づいた」と、より手応えをつかんだ。
防御率は1.35に浮上。日本代表候補のダルビッシュ、岩隈に次ぐ3位で涌井よりも上につける。「制球の精度をもっとあげたい」。星野ジャパンのエース候補がしのぎを削る中、左腕エースの座を目指す成瀬も勢いを増してきた。
(神田さやか)
★大松、点火5号ソロ
4年目の大松が1点リードの六回に5号ソロ。これが呼び水となり、打線は今季2度目の1イニング3本塁打などで突き放した。低めの難しい球をファウルにして粘り、フルカウントから高めにきた唯一の失投を仕留めた。「多分ボール球だが、思い切り振った」と満足げだった。
◆先制三塁打のロッテ・根元
「東京ドームは打球が伸びる。打席も土が硬く、しっくりくる。投球が見やすくて好きな球場」
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◆六回にチーム3本目の本塁打を放ったロッテ・今江
「好調の大松さんとグータッチしたので打てた」