2008年04月18日 更新
G最強助っ投リレーで竜倒!グラ→クル直結で今季初0封勝利


(セ・リーグ、中日0−1巨人、6回戦、中日4勝2敗、17日、ナゴヤドーム)大型投資に見合う最強リレーで、強竜打線を抑え込んだ。九回二死、中村紀を二ゴロに仕留めたクルーン=写真下=が、ウイニングボールをグライシンガー=同上=に手渡した。
「最後はクルーンだったから安心していたよ」
昨季のリーグ最多勝(16勝)右腕は、笑顔でそのボールを握りしめた。チームとしては、今季初の零封勝ち。先陣は昨オフ、2年5億円でヤクルトから加入したグライシンガーだ。三回には要警戒のウッズを141キロの高めの釣り球で三振を奪うなどゼロ行進。7回1/3を8安打無四球で今季2勝目を挙げた。
ナゴヤドームは“鬼門”だった。過去3戦全敗で防御率7.63。この遠征では名古屋を好きになるために?動いた。前日16日には名古屋城を初めて訪れ「金のシャチホコは日本らしい味わいがあるね」と感激。夜にはクルーンとともに最高級のステーキに舌鼓を打った。
お供をしたクルーンは、1年3.5億円で横浜から加入した昨季31セーブの日本最速(161キロ)右腕。八回途中から登板し、ウッズをこの日のMAX158キロの直球とフォークで見逃し三振に仕留めるなど打者5人から3三振を奪った。
「アドレナリンが出た。疲れは感じなかったね」。クルーンは試合後、米国で先月28日(現地時間)に亡くなった祖母の葬儀に参列するため、東京行きの新幹線に飛び乗った。再合流は23日。一時離脱前の熱い投球で、Gナインを奮い立たせた。
(伊吹政高)
★守護神の儀式…亡き祖母のイニシャルをマウンドに書く
1点リードの八回一死二塁の緊迫した場面で登板したクルーンが投球前、マウンドの土に右手でスラスラ…。「きょうも『H・B』と書いたんだ。これからも続けるよ」。愛する祖母、ヒルダ・バヌーチさんが亡くなってから、登板ごとにそのイニシャルをマウンドに記すことにしている守護神。今後もこの儀式を行って、巨人の最後のとりでを守る。

二回無死一塁で、阿部(中央)はバント。失敗に終わるが、勝利への執念を見せた。投手は山井、捕手は谷繁=撮影・白鳥恵
★阿部がリード面で大役果たす、守護神の力投たたえる
打率1割台に低迷する阿部が二回無死一塁で送りバントを命じられたが、投手正面に転がし失敗。それでも、リード面ではグライシンガー、クルーンのリレーを無失点に導く大役を果たした。「クルーンはあした(18日)からチームを離れるので、気合が入っていた」と守護神の力投をたたえた。
■ジャイアンツ・ダイアリー
試合前の練習中、剛速球が三塁側カメラマン席へ飛んできた。木村トレーニングコーチが捕球し難を逃れたが、球を投げ込んだのはクルーン。何食わぬ顔で、「スイマセン。観客が多くてナーバスになっていました」とニヤリと笑った。
これも陽気なクルーンなりの気遣いだ。中日に連敗し、暗くなっていたベンチ周辺のムードを盛り上げようというパフォーマンス。祖母の葬儀のため18日チームを離れ、帰米する守護神の“ジャイアンツ愛”あふれる行動だった。
- 原巨人が執念勝ち!頼れるリーダー由伸8号の1点守りきった
- G最強助っ投リレーで竜倒!グラ→クル直結で今季初0封勝利
- 楽天・岩隈が3勝目&防御率で2冠!ついに敵地連敗ストップ
- 中日・山井が1球に泣くも手応え、落合監督「収穫は山井だろ」
- ロッテ・久保またKO…六回途中4失点「何回もふがいない」
- あちゃ〜!日本ハム・中田が寝坊で遅刻→罰金処分+外出禁止
- 日本ハム・ダルビッシュ本拠地先発に自信「負ける気がしない」
- 雨天中止大歓迎!王監督1日早く札幌入り「前日移動の方が楽」
- 何点差でも全力疾走!高田監督が前日リグス怠慢プレーに喝!
- 西武・松永が入籍していた!高校時代から交際9年間でゴール
- オリックス・ラロッカ2軍落ちに不満爆発「ガッカリするよね」
- 横浜・工藤が回復遅れで2軍へ…本人も納得「迷惑をかける」
- 広島・永川が18日から1軍合流…日替わりクローザー務める
- 【大学】中大・高橋監督が就任後初勝ち点「タイトロープだ」
- 【大学】エース大車輪!青学大・井上2勝目、今季4戦で3完投







