2008年04月14日 更新
ヤクルト・由規が0封デビュー!イースタンで1カ月ぶり実戦

2軍戦で公式戦デビューを果たした由規。1回を無失点に抑えた(撮影・佐藤雅彦)
ヤクルトのルーキー、由規(よしのり)投手(18)=仙台育英高出=が13日、イースタン・リーグの巨人戦(八王子市上柚木公園球場)で公式戦デビューを果たした。七回に3番手で登板し、1回を無安打無失点。3月13日のオープン戦以来、1カ月ぶりの実戦で成長した姿をみせた。
◇
野手の失策と四球で招いた七回一死一、二塁のピンチ。由規は小坂を内角高めの直球で投ゴロ併殺打に仕留め、笑顔でベンチに駆け戻った。
「久しぶりの登板で緊張しました。でも練習での成果を出すことができてよかったです」
4回6失点で2軍落ちした3月13日のソフトバンク戦(神宮)以来、1カ月ぶりの実戦マウンドで、最速は148キロ。昨夏の甲子園で155キロを出した速球派にしては物足りない数字だが、「スピードより(回転の)いい球を投げることを意識しました」とさらり。2軍で取り組んできたフィールディングと投球フォームの安定に、手応えを感じ取った。
球にキレが出てきた裏には、“原点回帰”があった。9日に合宿所で2年夏の宮城県大会決勝(東北戦、延長十五回引き分け再試合)のDVDを見ていて「アレ? 球がすごい伸びている…」と気付き、「今とは左手の使い方が全然違う」とヒントをつかんだ。
「まだ課題がたくさんある。試合でどんどん投げて、克服していきたいです」。首脳陣はじっくりと鍛える方針のため次回登板は未定だが、黄金ルーキーは確かな一歩を踏み出した。
(長崎右)
■スワローズダイアリー
「痛みなく投げられるのは大きいですね」。イースタン・リーグの巨人戦後、川島亮がしみじみともらした。04年の新人王も故障に泣かされ続け、昨年11月には内視鏡による右肩のクリーニング手術を受けた。
5回7安打4失点の結果にも「いい球は投げられていたと思います」と手応えを感じた様子。「チームに迷惑をかけた分、1日でも早く1軍で結果を残したいです」。チーム屈指のイケメンが神宮のマウンドに戻る日は近い!?
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◆由規についてヤクルト・八木沢2軍投手コーチ
「課題にしていた走者を出した場面で、併殺をとれたのが大きい。久しぶりにしてはいい球を投げていた」