2008年04月11日 更新

西武17安打15点で首位ガッチリ!涌井に初勝利プレゼント

二回に2ランを放ったブラゼル(背番号42)を笑顔で迎える渡辺監督(右)。もう貧打線なんて言わせない!!

二回に2ランを放ったブラゼル(背番号42)を笑顔で迎える渡辺監督(右)。もう貧打線なんて言わせない!!

今季初勝利を挙げ、細川(右)に祝福される涌井(撮影・江角和宏)

今季初勝利を挙げ、細川(右)に祝福される涌井(撮影・江角和宏)

 (パ・リーグ、西武15−5ロッテ、3回戦、西武2勝1敗、10日、西武ドーム)気温9度の西武ドームが、レオ打線の集中砲火に燃えた。いずれも今季リーグ最多の17安打15得点。2安打4打点の活躍でお立ち台に呼ばれた細川が、好投しながらも初勝利が遠かったエースへの思いを口にした。

 「今までワク(涌井)が投げるときに打てていなかったから。ワクを勝たせないと、チームも乗っていけない」

 過去3度の登板で、涌井がマウンドにいる間の得点は計3得点。3月27日の日本ハム戦(札幌ドーム)で延長十回サヨナラ負けした際には、大久保打撃コーチが試合後に謝罪の電話を入れるほど援護できなかった。

 ナインの思いを爆発させるように、一回にいきなり5連打などで5点を奪うと、四回には打者10人を送り込む猛攻で6得点。開始から1時間あまりで試合の大勢を決めた。

 「今年で一番いい感じの攻撃だった。今までの3倍くらい、涌井に借りを返したね。4カード連続して勝ち越せて最高の形だよ」

 快勝に渡辺監督も笑いが止まらない。大砲だったカブレラ(オリックス)と和田(中日)が抜けても、チーム総得点はリーグ断トツの「81」。貧打の前評判を吹き飛ばし、エースとともに乗っていく。

(高橋潤平)

★涌井が大量失点防ぐ連続三振

 涌井が4試合目の登板で初白星を挙げた。三回、2点を失った後の一死一、三塁から西岡、里崎の3、4番を連続三振に仕留めたのが大きかった。「野手の人がいっぱい点を取ってくれて楽でした」と涌井。18試合目での初勝利には「遅いとは思わないけど、取り返していきたい」と、次回以降にも強い意気込みをみせた。

◆リーグトップの7号2ランを含む2安打3打点の西武・ブラゼル

 「自分の理想とする打撃ができた」

◆4安打2打点の西武・中島

 「一回が勝負だと思ったので第1打席から集中した」