2008年04月10日 更新

新コミッショナーに加藤駐米大使が就任へ!外交官出身2人目

04年5月、マリナーズ戦の始球式に臨む加藤氏(左)に松井秀は記念のバットを手渡した(共同)

04年5月、マリナーズ戦の始球式に臨む加藤氏(左)に松井秀は記念のバットを手渡した(共同)

 日本プロ野球組織(NPB)の新コミッショナーに、駐米大使を退任する加藤良三氏(66)の就任が9日、確実となった。5月に予定されている12球団のオーナー会議で承認された後、就任する。外交官出身のコミッショナーは下田武三氏以来、2人目。

 昨年1月に根来泰周コミッショナー(75)は任期切れに伴い退任。NPBではオーナー会議のメンバーを中心に後任を探してきたが、人選が難航。根来氏はコミッショナー代行としてNPBに残り、野球協約の改定作業を進めてきた。

 加藤氏はさいたま市出身。1965年に東大法学部を卒業後、外務省入り。アジア局長、外務審議官などを歴任し、2001年から駐米大使を務めた。近く退任して帰国後、コミッショナー就任に備える。加藤氏は野球好きで知られ、約6年半にわたる大使在任中、ヤンキース・松井秀喜外野手(33)ら日本選手の所属するチームの試合の始球式にも登板した。

 NPBは国際化が進む野球界にとって、加藤氏がコミッショナーに適任であると判断し、調整を続けてきた。

★3首脳統合へ根来コミッショナー代行がセパ会長と会談

 日本プロ野球組織(NPB)の根来泰周コミッショナー代行(75)は9日、都内でセ・リーグの豊蔵一会長(80)、パ・リーグの小池唯夫会長(75)と会談した。現在進められている、野球協約と社団法人日本野球機構の定款の改定により、今年10月1日からコミッショナー、セ、パ3事務局が統合される。そのため根来代行は両会長に新組織の概要を説明し、今後の統合作業への協力を求めた。「統合へむけて協力してほしいと説明された。うまく進めていきたい」とパ・小池会長は話した。