2008年04月10日 更新

たった6日で最下位へ急落!5連敗に野村監督ボヤキ止まらず

まさに天国から地獄。ベンチの野村監督はお手上げのポーズ?=撮影・高橋茂夫

まさに天国から地獄。ベンチの野村監督はお手上げのポーズ?=撮影・高橋茂夫

 (パ・リーグ、日本ハム4−2楽天、4回戦、2勝2敗、9日、札幌ドーム)7連勝のお祭り騒ぎが遠い昔のように思える。5連敗。まさに天国から地獄だ。3日には球団史上初の単独首位に立っていた楽天が、わずか6日で単独最下位に急降下した。

 「きのうは一場にメチャクチャにされて、きょうは稲葉にいいようにやられた。“バ”のつく選手がこの3連戦のアンラッキーとラッキーだ」

 一場の乱調で7点差を逆転された前日8日のショックから立ち直れないまま、この日はヤクルト時代の教え子・稲葉に痛打を浴び、野村監督はグッタリ。「チャンピオンとBクラスのチーム。競り合いになれば相手に一日の長がある。3年前の楽天に戻りそうだ」とボヤキが止まらない。

 知将が頭を痛めたのが1点を追う七回だった。一死一、三塁の同点機に嶋は初球を打って一ゴロ。本塁を狙った三走の草野が挟殺され、好機はついえた。

 「スクイズも十分にある場面。様子を見ようと思ったら初球だよ。監督の気持ちが分からないのか? 強打者でもないのに普通は打たない。無芸大食ばかりだな」とあきれ顔だ。

 「あしたはダルビッシュが相手? だから? (3連戦)3連敗すると言わせたいの?」。険しい表情で球場をあとにした野村監督。“バ”はつかないものの、球界のエースを相手に意地を見せられるか。試練のときを迎えている。

(越智健一)

★山崎武が貫禄4号ソロも空砲、チームに危機感も

 1点を追う四回、山崎武が左翼席へ4号ソロ。追い込まれてからファウルで4球粘り、9球目の甘いスライダーをとらえた。「若い投手だし、最後はスカしたい気持ちがあって、ああいう球になったんじゃない?」と20歳年下の吉川に貫禄(かんろく)を見せたが、結局は空砲。「全体的に自信をなくしている」と5連敗のチームに危機感をつのらせていた。