2008年04月07日 更新

中日・中村紀、本拠地ファンをうならせた!ノリノリ右へ連発

中村紀は六回、2打席連続本塁打を放つ(撮影・中島信生)

中村紀は六回、2打席連続本塁打を放つ(撮影・中島信生)

 (セ・リーグ、中日6−0ヤクルト、3回戦、中日2勝1敗、6日、ナゴヤドーム)驚弾2発。中日の中村紀だ。四回は右中間席への3号、六回は右翼席へ4号といずれもライナー性の打球を運んだ。

 昨年4月21日のヤクルト戦(神宮)以来となる2打席連続のアーチで、巨人・高橋由と並んでトップに立った。

 「狙っているわけじゃない。ナゴヤドームでなかなか反対方向に入るホームランなんて…」

 打った中村紀も驚いた広いナゴヤドーム(両翼100メートル)での反対方向への2発。右打ちの達人だが、昨年の本拠地8本塁打はすべて左方向だった。前日5日は二回の送りバントでファンを驚かせたが、この日は右への2発で再び本拠地をうならせた。

 そんな中村紀だが、お立ち台は拒否した。「だって(先発した)吉見が初完封したから…。いいピッチングをしていたから、援護して楽に投げさせたかっただけ」と34歳のベテランらしい気遣いも見せた。

 「チームはいい滑り出し。1週間遠征に行くけど、勝ち越して帰ってきたい」

 8日からはリニューアルした甲子園で阪神との3連戦。ビジターゲームだが、兵庫・芦屋市に自宅のあるノリは、久々のわが家でもある。応援にやってくる家族の声援を受けて“地元”で虎退治だ。

★参りました

◆中村紀に2本塁打を浴びたヤクルト・リオス

「中日は良い打線と聞いていたので注意はしていたが…。彼自身、良いバッターだから本塁打は仕方がない」

★3年目吉見初完封

 今季初先発の3年目の右腕、吉見がヤクルト打線を4安打で抑え込み、プロ初完封。直球は140キロ台前半で抜群の制球力が持ち味だ。2006年にトヨタ自動車から希望枠で入団し、1年目に1勝。昨季は勝ち星がなかったが、昨オフに結婚したことで「登板日の前は栄養のあるものを食べさせてくれて、8時間ぐらい寝るんです」とのろけ顔。ウイニングボールはもちろん、愛妻に贈る。

◆六回まで毎回1得点の打線に中日・落合監督

「どうせなら七、八回も1点ずつ取ってくれれば良かったな」

◆前日5日に左ひざ打撲も先発出場した中日・和田

「大丈夫。出る以上はしっかりやらないと」