2008年04月05日 更新

【センバツ】聖望学園・大塚まさかの2回KO…夏リベンジ誓う

 (第80回センバツ高校野球大会、最終日、決勝、聖望学園0−9沖縄尚学、4日、甲子園)聖望学園は大塚椋司投手(3年)が2回で降板し、04年の済美(愛媛)以来の初出場初優勝はならなかった。

 プロ注目の右腕に余力はなかった。2回で降板した聖望学園の大塚は「(決め球の)カットボールを振ってくれなくて投げる球がなくなりました。これ以上投げても打たれると思った。(降板は)納得しています」。

 一回、先頭打者に三塁打を喫し、暴投で先制された。二回は四球や不運な内野安打もあり、またも失点。準決勝まで4試合計476球を投げた右腕は、疲労の蓄積が明らかだった。

 「負けたのは悔しいけど、プレッシャーを楽しめてよかった。(父の故・明世さんに)野球を教えてくれてありがとう、といいたい」

 降板後は一塁に回ったが、八回に再登板し今度は無失点。試合後は笑顔で「この経験を夏に生かしたい」。夏に戻ってきて、今度こそ優勝旗を父にささげる。

(近藤安弘)