2008年04月04日 更新
パパダル“記録以上に価値多き”1勝は息子にプレゼント!

一回二死三塁から松中への投球の判定に声を上げるダルビッシュ。七回に今季初失点したが、2勝目を挙げた
(パ・リーグ、ソフトバンク2−6日本ハム、3回戦、日本ハム2勝1敗、3日、ヤフードーム)パパ1勝&今季初失点。自分にまつわる吉凶どちらにも、ダルビッシュは無関心を貫いた。
「どうでもいいことです。初失点? もったいないとかじゃなく、チームが勝ち続けることが第一ですから、きょうは勝ててよかった」
七回だった。開幕から3試合、計352球目。無死満塁から松田に投じた148キロ直球が、左越え適時二塁打となり、走者の生還を許した。連続無失点は自身最長(昨季の25回)目前の24回でストップ。しかし、直後の投球に真骨頂が見えた。
なお無死二、三塁で代打・本間、田上を連続三振。田上はスライダーで遊ゴロに仕留め追加点を許さなかった。「“気”が入っていれば真ん中でも打たれない。(失点は)気が抜けていたんだと思う」。打たれても決して大崩れしない投球術は、エースならではだ。
これでヤフードームでは4勝負けなしと“不敗神話”を継続中。波に乗れないチームを最下位から助け出した。3月24日に夫人のサエコさん(21)が長男を出産してから初白星。遠征先では携帯の画面でしか会えない愛妻と愛息に贈ったのは、記録以上に価値多き“負けないパパ”の気概だった。
(佐藤春佳)
★田中賢が先制三塁打
好調の田中賢が右中間へ先制三塁打。三回一死一、二塁で、ガトームソンの外角直球を振り抜いた。「何とか食らいついていきました。先取点が取れてよかった」。前日は2安打完封負けを喫するなど“貧打”に泣くチームで、打点は最多の「11」。故郷・福岡でキラリ光った。
◆日本ハム・鶴岡
「調子が悪かったわけじゃない。2点取られた後の投球はすごいと思った」
◆12試合目首位から陥落し、怒りのソフトバンク・王監督
「つまんない点ばかりやってな…。失点は四球ばかり。打率が5分に満たない打者に四球出しているんじゃな」
◆今季初先発し6回5安打4失点で初黒星のソフトバンク・ガトームソン
「コンディションは悪くない。三回の2四球が悔やまれる。次回も先発で投げたい」
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◆日本ハム・吉井投手コーチ
「安心してみていられました。悪いときがあっても彼くらいの実力があれば(試合を)まとめられる」