2008年04月04日 更新
原監督が笑ってG党にやっと春到来!〆て4発のド派手空中戦

七回に同点ソロを放った亀井(背番号35)を笑顔で出迎える原監督(右端)ら巨人ナイン(撮影・浅野直哉)
(セ・リーグ、巨人6−5中日、3回戦、中日2勝1敗、3日、東京ドーム)この笑顔が見たかった。派手な空中戦で逆転し、開幕6戦目にしてようやくつかんだ今季初勝利。原監督は、新守護神クルーンから手渡されたウイニングボールを大事そうにユニホームのポケットにしまった。
「まさにラッキーセブン。ジャイアンツらしい戦い方ができた。千両役者がしっかり仕事をしてくれた。08年のジャイアンツの初勝利ですから、しっかり追い風にしていきたい」
球団ワーストの開幕5連敗を喫し、指揮官はついに動いた。不振の谷を外し、成長著しいプロ4年目の亀井を「2番・中堅」で今季初スタメンに抜てき。中日のエース川上に対し、1番から4番まで左打者を並べた。
「亀井はパワー、テクニックとも向上した選手だから、結果が出てよかった。(勝利投手の)西村健もすばらしい投球。選手それぞれプレッシャーがあったと思うが、よくはねのけてくれた」
もともと今季の打線は二岡を2番に据え、7番に谷と亀井を併用するプランだった。二岡の離脱で構想は狂ったが、実に派手な形で新打線が結果を出した。
「ひとつの勝利の尊さ、意義を栄養に変えて、明日から戦っていきたい」
オフに巨大補強を行い、6年ぶり日本一を義務づけられている。主力のケガや調整遅れで、オープン戦からずっと忍耐の日々が続いたが、指揮官は選手を責めることなく、開花の時を待ち続けた。さあ原巨人の逆襲が始まる。
(牧慈)
■ジャイアンツ・ダイアリー
「強いなぁ。優勝しちゃうよ」と目尻を下げたのは門倉。優勝しちゃうのは巨人ではなく、母校の聖望学園。門倉にとって目下の関心事は後輩が旋風を巻き起こしたセンバツなのだ。初出場ながら快進撃を続け、決勝進出の快挙。自身は甲子園に縁がなかっただけに、後輩の活躍をわがことのように喜んだ。
「生で見たかったけどな。無理だよなぁ」とため息まじりの声。4日の決勝戦は練習のためテレビ観戦の予定。画面越しに初優勝を祈る。
★二岡、2軍でリハビリ
3月28日の開幕戦(対ヤクルト・神宮)で右ふくらはぎを肉離れし、2軍調整中の二岡がリハビリを行った。約2時間、患部以外のウエートトレーニングとトレーナーによる治療を受けた。「何もないよ。1日や2日で(状況が)変わることはない」とぶぜんとした表情をみせた。
(ジャイアンツ球場)
★上原が4日FA権取得
巨人・上原浩治投手(33)が4日、フリーエージェント(FA)権を初めて取得する。
今オフはメジャー移籍を視野に入れたFA宣言が確実視されているが、「試合と関係ないことを(メディアに)取り上げてほしくない」という。4日は阪神戦(東京ドーム)が行われるため、試合のない週明けの7日にFA権取得について、会見する予定だ。この日、33歳の誕生日を迎えた右腕は休養日。メジャー各球団のスカウトから「特Aランク」と評価されているだけに、その対応が注目される。
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