2008年04月03日 更新

3年ぶり1軍マウンドで好救援…中日・チェンがプロ初勝利

 (セ・リーグ、巨人0−3中日、2回戦、中日2勝、2日、東京ドーム)アクシデントを今季育成枠から支配下選手に復帰したチェンが救った。二回、山本昌が背中の張りで降板。「キャッチボールを5球くらいしただけ」のチェンが3年ぶりの1軍マウンドへ。七回まで1安打の好投でプロ初勝利をあげた。「うれしい」と笑顔をみせた台湾出身の22歳に落合監督も「あのケースで良く投げた」と絶賛した。

■チェン(陳偉殷=ちぇん・うぇいん)

 1985年7月21日、台湾生まれ、22歳。高苑高から国立体育学院大を経て、2004年中日入団。同年のアテネ五輪台湾代表に選出された。昨季は左ひじ骨折のリハビリのため育成選手契約。今季から支配下選手に復帰した。通算成績は11試合に登板、1勝0敗1S、防御率4.74(2日現在)。1メートル82、80キロ。左投げ左打ち。独身。年俸600万円。背番号21。

★山本昌セ・リーグタイ記録の実働23年

 中日の山本昌投手(42)は2日、巨人2回戦(東京ドーム)に先発で今季初登板し、実働年数をセ・リーグ最長タイ記録となる23年に伸ばした。衣笠祥雄(広島)、八重樫幸雄(ヤクルト)、川相昌弘(中日)に次いでリーグ4人目。セの投手では大野豊(広島)の22年を更新して最長記録となった。プロ野球最長記録は、1日のヤクルト戦に先発した横浜・工藤の27年。

 この日の山本昌は一回を3者凡退で切り抜けた後、二回途中に背中の張りを訴えて降板した。大事を取ったもので、病院には行かずにアイシングで様子を見た。

◆中日・山本昌

「迷惑がかかる前に、と思った。チェンが頑張ってくれた」

◆五回の先制打など2安打2打点の中日・谷繁

「去年の後半から取り組んでいることができている」