2008年03月28日 更新

132球目の悲劇…西武・涌井、打線の援護なく延長で力尽きる

十回、高橋に右前サヨナラ打を浴び、涌井(右)はぼう然とした表情

十回、高橋に右前サヨナラ打を浴び、涌井(右)はぼう然とした表情

 (パ・リーグ、日本ハム1x−0西武=延長十回、3回戦、日本ハム2勝1敗、27日、札幌ドーム)十回一死満塁から高橋に右前打を浴び、完投でのサヨナラ負け。涌井の熱投はまたも実を結ばなかった。

 「1点も与えられない試合なのでいつも以上に丁寧に投げました。最後のボールは少し甘く入ってしまいました」

 昨季MVPのダルビッシュと堂々と投げあい九回終了時で3安打“完封”。ダルビッシュが先にマウンドを降りた直後の十回、20日のオリックスとの開幕戦で決勝犠飛を浴びた、同じ132球目に悲劇が待っていた。

 「去年いっぱい点を取ってもらったし、今年はいい投手とあたるのでしようがない」。負けはしたが、その背中にはエースの自覚が芽生えていた。

(高橋潤平)

◆涌井の投球について西武・渡辺監督

「涌井は(エースの)意地があるだろうし、気合が入っていた。何とか勝たせてやりたかった」