2008年03月27日 更新

【センバツ】“代役”天理・井口、下手投げで相手打線惑わす

 (第80回センバツ高校野球大会、第5日、2回戦、敦賀気比1−5天理、26日、甲子園)天理(奈良)は敦賀気比(福井)を5−1で下した。

 この間まで背番号10で急きょエースナンバーをつけた右腕の井口が完投勝利。1メートル88からの下手投げで相手打線を惑わした。「緩急が使えたし、コースも決まった。背番号1は借りているつもり」。大会直前に右肩痛で離脱した大黒柱の矢之からは毎日のように励まされた。「ピンチのたびに矢之の顔が浮かんだ」。エースの無念の思いも背負ったマウンドで“代役”が躍動した。

◆井口のボールを受けた天理・鈴木

「ランナーが出てからの集中力があった。ピンチになればなるほど強気に投げる」

★149球完投の敦賀気比・山田「甘さが分かった」

 エースの山田は天理打線に力負け。12安打を浴び「甘く入った。相手はこつこつ当ててきた」とぶぜんとした表情。味方のミスも絡んで3失点した五回以降は毎回20球を超え、リズムをつかめなかった。八回で149球を要した左腕は「疲れてはいなかったけど…。自分の甘さが分かった」と肩を落として甲子園を後にした。

◆五回の失策に敦賀気比・李

「捕れた打球だった。すぐに気持ちを切り替えて打撃を頑張った」