2008年03月23日 更新
ロッテ・成瀬が日本代表の貫禄見せた…6安打2失点で完投勝利!

バレンタイン監督(左)は、完投した成瀬を笑顔で迎えた(撮影・高橋茂夫)

七回、堀の中越え打で今江が一塁から一気に生還した(撮影・高橋茂夫)
(パ・リーグ、日本ハム2−3ロッテ、2回戦、1勝1敗、22日、札幌ドーム)本調子ではなかった。でも、負けない。成瀬が9回を6安打2失点に抑えて完投勝利。一昨年から続く、パ・リーグのチームに対する連勝を16に伸ばした。
「満足できる投球ではなかったが、勝ち星がつけられてよかった」。九回、小谷野を遊直に打ち取ると、硬かった表情からようやく笑みがこぼれた。完投勝利は20日の開幕戦(札幌ドーム)のダルビッシュに続いて2人目。北京五輪アジア予選日本代表の貫禄(かんろく)を見せつけた。
勝ちたい理由があった。昨季の日本ハムとのクライマックスシリーズ第2ステージ第5戦(同)で敗戦投手となり、日本シリーズ出場を逃した。同じ場所、同じ相手との対戦で心は燃えていた。前日は休日を利用し、札幌市内をショッピング。あえて車に乗らず、約2時間、自分の足で歩いて体をほぐしたのも好投につなげた。
この日は、逆球も多く、六回に本塁打を許す場面もあったが、七回には「スイッチが入った」と3者連続三振を奪うなど後半の3回は無安打に抑えた。「投げる試合は全部勝っていきたい」。22歳の左腕が今季も不敗神話を作る。
(神田さやか)
★成瀬に聞く
−−勝因は
「要所でよいところに投げられたのが勝ち星につながった。何とか(里崎さんに)怒られつつ、完投できてよかった」
−−七回から調子が上がってきたが
「一人ひとりを大事に(しよう)と切り替えられた。(六回までは)追い込んでから甘いコースに行っていた」
−−本塁打の球は
「外角狙いが真ん中に入った。1、2、3という感じで投げてしまい、ゆったりとしたフォームで投げられなかった」
−−反省点は
「本塁打と(九回の)四球」
−−収穫は
「七回から三振(4個)が取れたこと」
−−昨年のCSの悔しさは晴らせたか
「晴らせなかった。今日は野手陣に助けられた。自分の投球で悔しさを晴らしたい」
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