2008年03月23日 更新

西武・石井一、国内通算99勝目挙げ、ナベQに初勝利プレゼント!

うれしい移籍初勝利を挙げた石井一(撮影・江角和宏)

うれしい移籍初勝利を挙げた石井一(撮影・江角和宏)

 (パ・リーグ、西武6−0オリックス、2回戦、1勝1敗、22日、西武ドーム)最後の打者、浜中が遊ゴロに倒れた瞬間、照れくさそうにナインとハイタッチ。昨オフヤクルトから2年総額8億円でFA移籍した石井一が、7回4安打無失点。わずか91球の快投ショーで渡辺西武に初勝利をプレゼントした。

 「こんな晴れた野球びよりの日にドーム球場で申し訳なかったですけど、ひとつ屋根の下で、みなさんと(初勝利の)喜びを分かち合えてよかったです」

 お立ち台でコメントするたびに右翼席がドッとわく。石井一の“漫談”が早くもレオ党の心をがっちりつかんだ。得点圏に走者を置いた場面がわずか2度。圧巻の投球と脱力コメントとのギャップがたまらない。

 「勝ち星や数字よりも僕ががんばって、みんなが喜んでいる姿をみたいんです」。バックネット裏では夫人・彩子さん(36)、長男・幹大(かんた)くん(6)が応援。キャンプ中、愛息が描いてくれた自分の似顔絵を励みにしていた左腕にとって喜びもひとしおだ。この白星で国内通算99勝目。34歳の“ビッグダディ”が新生西武の歴史を作っていく。

(高橋潤平)

★G.G.佐藤、開幕2戦連発

 G.G.佐藤が、八回にダメ押しの中越え2号2ランを放ち、渡辺新監督初勝利に花を添えた。昨季に続く2年連続の開幕2戦連発弾の“春男”は「(スタンドに)入るとは思わなかったです。2年連続開幕2戦連発? よく記録を調べてくれましたね」。球場を後にする足取りも軽かった。

★中村&中島1号

 中村、中島の三遊間コンビに、今季第1号本塁打が飛び出した。二回に中村が中山の直球を左中間席に運ぶと、六回は中島がカットボールを左翼席にたたき込んだ。カウント0−2から狙い打ちを見せた中村は「真っすぐ一本。いいスイングができました」と自画自賛。中島は「詰まり気味だったけど、よく打球が伸びた。ことしは早めに1号が出て良かった」とほっとした表情をのぞかせた。