2007年10月31日 更新
シンジラレナ〜イ…日本ハム・稲葉、11の0の大ブレーキ

どうした稲葉、この日も快音は聞こえなかった(撮影・塩浦孝明)
(日本シリーズ第3戦、中日9−1日本ハム、中日2勝1敗、30日、ナゴヤドーム)日本ハムはリーグ戦首位打者の稲葉篤紀外野手(35)が、いまだシリーズ無安打の大スランプでピンチに立たされた。
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大敗の責任を、ひとりで背負い込んだ。ポイントゲッターが、大ブレーキだ。昨年のシリーズMVP、今季のパ首位打者、最多安打に輝いた男に、快音が響かない。
「きょうはボクのゲッツーで向こうに流れがいってしまった。原因はわかっているんですけど、うまくリードされている。当たり自体は悪くないけれど…」
直接の敗因はもちろん投壊にあったが、稲葉は自らを責めた。
一回一死一塁、先制のチャンスを広げたい場面で、最悪の二ゴロ併殺打。三回の中飛も、当たりはいいが安打にならない。五回も右飛に終わると、八回には死球で途中退場。これで今シリーズ11打席ノーヒット。3戦連続での無安打は、シーズン中にもなかった“屈辱”だ。
2試合で6安打と貧打に苦しんでいた日本ハム打線はこの日、9安打と復活の兆しが見えた。森本が2安打したものの、セギノールへの「つなぎの3番」のバットが湿ったままで、得点は1点だけ。打率はリーグ最下位でも連覇できたのは、稲葉のつなぎが効いていたからだ。
「短期決戦なので、振り返ってもしようがない。相手が崩そうとしてくる中で、はまらないようにしたい」
まだ完全に追い込まれたわけではない。あと1敗できる状況で、どれだけ開き直れるか。熱狂が背中を押してくれる札幌に戻るには、稲葉の爆発がどうしても必要だ。
(吉村大佑)
★ひちょり気を吐く2安打
森本が2安打と気を吐いた。三回と五回に内野安打を記録。ともに得点には結び付かなかったが、沈む様子はない。「状態は全体的に良くなっていると思う。先に向こうに流れをつかまれたが、あすは先にこちらがつかみたい」。1番打者としての役目を再確認するように話した。

二回一死三塁で、稲田の遊ゴロで本塁突くも工藤はタッチアウト(捕手は谷繁)(撮影・尾崎修二)
◆1得点の打線に日本ハム・淡口打撃コーチ
「第2戦は4安打。きょうは9安打。1歩前進ですね」
★セギノールが途中交代
フェルナンド・セギノール内野手(32)が五回の打席で右足甲に打球を当て、大事を取って直後の守備から退いた。









◆二回に適時二塁打を放った日本ハム・工藤
「(適時打は)よかったですけど(第3、第4打席は左飛と左邪飛で)ポンポン上げちゃ駄目ですね」