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2005.10.26 更新 下柳「負けた気がせん」…5回3失点、微妙な判定に泣く
四回一死満塁の場面で、ロッテ・里崎は遊ゴロ併殺かと思われたが、セーフの判定 (日本シリーズ、阪神1−10ロッテ、第3戦、ロッテ3勝、25日、甲子園)納得がいかなかった。同点の四回一死満塁。里崎を狙い通りの遊ゴロに打ち取ったが、結果は併殺崩れで、決勝点を許した。際どいタイミングでセーフの判定を下した一塁塁審・井野に、冷静沈着な下柳が声を荒らげて詰め寄った。後味の悪さだけが残った勝負の分岐点だった。 「あれが微妙か!」 続く今江の三塁線へのボテボテの打球が適時内野安打になった。流れが一気にロッテに傾いてしまった。降板後も、周囲に「負けた気がしない」と判定に不満を爆発させた。負けられない一戦だっただけに、現実を簡単に受け入れることはできなかった。 5回4安打3失点でKO負け。今季37歳で史上最年長で最多勝(15勝3敗)のタイトルを獲得した。栄光に彩られた1年の最後に悪夢が待っていた。 下柳で勝てなかったショックは大きい。本人の希望もあり、第2戦ではなく、あえて本拠地開幕の第3戦に先発した。それがシリーズ史上初の3試合連続2ケタ失点という予想外の大敗となった。「下柳はよかった。あれがセーフだと野球にならない」と久保投手コーチ。ガックリを肩を落とした背番号42の背中が、勢いのない猛虎を象徴していた。 ★橋本はリベンジルーキー右腕・橋本が意地を見せた。7点を奪われた七回、なお無死一塁から4番手で登板。ファンのため息が充満する異様な甲子園のマウンドで、後続を3人で抑えるなど、2回無失点。第1戦(千葉)、1/3回を2被弾、5失点と炎上したリベンジを果たした。 「僕は失うものは、何もないんで。思い切って投げるだけ。前回は出来なくて後悔したんで。とにかくあしたです」 ロッテの勢いを止めた投球を自信に、逆転日本一へ執念を見せた。 ![]() |
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