9日の巨人戦(ナゴヤドーム)で史上307人目となる通算1000安打を記録した中日・平田良介外野手(32)が10日、一夜明けて取材に応じ心境を語った。
「昨夜と今日の朝と、たくさんの方からメッセージをいただきまして、あらためて達成したなと実感しました」
三回の第2打席に低めのスライダーをとらえ、左中間フェンス直撃の二塁打を放った。
「自分の一打で流れを変えたいなと思っていた。あと1本というのはずっと頭にはあったので毎打席、決めてやろうという気持ちで打席には立っていました」。結果的に勝利にはつながらなかったが、この一打が球場の雰囲気を変え、六回には一時、同点に。2点ビハインドの七回には自らも1点差に迫る中前適時打を放ち、気を吐いた。
8月18日のヤクルト戦(神宮)で、大島が通算1500安打を達成した。ともに2軍の読谷でスタートした春季キャンプ中には「多分、平田の1000本が先にあって、その後に俺の1500本安打があるからなあ」と声をかけられたというが、当初の予定から3カ月遅れとなったシーズンが幕を開けると、平田は不振に。「これは多分、俺のほうが先にいってまうぞ」とプレッシャーをかけられてきた。23日遅れの達成に際して大島からは「おせーよ!」とちゃめっ気たっぷりにお祝いの言葉をかけられたという。
「1500安打っていうのはすごいなっていう風に思いますし、自分の次の目標にもしていかないといけないと思うので、先輩に早く追いつけるように頑張りたい。せっかく1000本打てたので、次は1500安打を目標にして頑張っていきたいと思います」
自らの打撃には復調の兆しも見え始めている。チームを勝たせる一打を積み重ねた先に、さらなる節目は待っている。