楽天・則本昂大投手(29)が12日、楽天生命パーク宮城での練習後、報道陣のオンライン取材に応じた。
公式戦の開幕投手について問われ「選ばれればいいかなと思いますけど、任された場所で自分らしい投球をできればいいかなと思います」と明かした。
この日は約90メートルの遠投後、ブルペンに入り40球投げた。「久しぶりに入った割には良かった。体の状態的に少しでも(マウンドの)傾斜になれた方がいいかなと。30球ぐらい直球で、カーブとチェンジアップを少し入れました」と説明した。
プロ野球は6月半ばから下旬の開幕を目指す。調整期間は最短で約1カ月。「慌てすぎず、ある程度詰め込んでやっていきたい。まずは変化球を投げていかないとダメ。徐々に変化球を入れていって、フォームを崩さない程度にやっていけたら」と道筋を立てた。
自身が過去3度出場した球宴は中止。「この状況なので仕方ない。球宴は、前半に頑張った選手が選ばれる場所。選考基準もないし、正直、できないのも当然かなと思う」と冷静に受け止めた。