古賀(右)と言葉を交わす奥川。実戦を想定して、サインも出された(球団提供) ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(19)=星稜高=が2日、埼玉・戸田球場での練習後、初めてビデオ会議アプリでのオンライン取材に応じた。自身の練習の様子や心境などを明かすとともに、新型コロナウイルス感染拡大のため自宅で過ごすことが増えている子供たちへ、メッセージを送った。
--自主練習が続いている。最近の状態は
「全体練習とあまり変わりなく、しっかり動けています」
--開幕時期は不透明だが、心境は
「まだ先が見えてこないですが、目の前のことをしっかりやっていこうかなという気持ちで毎日練習しています」
--練習は制限されている
「この先長くやっていくために、自分の課題と向き合う期間にしようと取り組んでいます。投げるだけが投手ではない。クイック(モーション)やフィールディングも含めて重要だと思うので、技術の向上を。体力も1年間通してやっていける自信が今はないので、トレーニングもしっかりやって体を作っていけるように、コツコツ毎日やっていこうという思いでやっています」
--メンタル的には
「浮き沈みは全然ないです。こういう状況ですが、自主トレのときに投げられない時期があって、そこから徐々にやってきた。今もその続きという感じで、自分の中で試合で投げられるような感じにはなっていないのかなと思っている。開幕というより、自分がやらないといけないことが明確になっていて、そういうことに取り組めるいい時間だと思っている」
--夏の甲子園や地方大会の開催が危ぶまれている
「(高校)3年生は甲子園の舞台に出たい選手がたくさんいると思います。自分が今高校生だったら、やってほしいという気持ちだろうなと感じます。なかなか味わえないものを味わうことができる場所なので、今の自分にも生きているのではないかと思います」
--甲子園でしか味わえないこと
「大観衆の前で試合ができることはなかなかないと思いますし、負けられないという緊張感は地方大会に比べても味わえる場所だと思います」
--寮では高校時代のフォームを見返している
「新しいことにもいろいろ挑戦しているが、高校生の自分を評価してもらって(ドラフトで)指名していただいたので、そのスタイルは忘れてはいけないのかなと、たまに見返しています」
--主に自宅で過ごしている野球少年にメッセージを
「家でやれることは少ないと思うんですが、できることをしっかり見つけてほしい。今はインターネットでトレーニングを見ることができますし、自分にいいものを取り入れてこの期間を過ごしたらいいのではないかと思います。自分たちは寮でウエート(トレーニング)ができますが、自宅でも自体重のウエートや体幹トレーニングはできると思うので、そういうもの(映像)は見た方がいいと思います」