投球するソフトバンク・尾形=マツダスタジアム(撮影・村本聡) (オープン戦、広島0-6ソフトバンク、15日、マツダ)ソフトバンクの育成3年目、尾形が先発して4回1安打無失点と好投した。一回2死一塁からは快速球で鈴木誠のバットをへし折って中飛に仕留め「最高です」と会心の表情。本来の中継ぎの時よりも、テンポを速めて球数を抑えることに成功し、当初予定の3回より長く投げ切った。
オープン戦は5試合で計11回を投げ、無失点で終え「いい意味で余裕が出てきた」と手応えを深める。支配下入りを勝ち取るのは確実な中、工藤監督は「シーズンに入って2~3回を投げられる投手はどうしても必要。いいテストになった」と高く評価した。