鍬原は六回途中まで2失点の好投。サイド転向が実り、開幕ローテーション入りに大きく前進した (オープン戦、巨人3-3楽天=九回規定により引き分け、14日、東京D)巨人・鍬原は先発で使えるね。まっすぐでも結構、左打者の多い打線を抑えていた。切れ、コントロール、変化球。先発としての資質は備えている。
課題を挙げるなら、スタミナと配球だよ。野村克也さん流に言うと、頭でできる野球に体がついていけるかどうか。両方、ある程度のレベルに達していないと、年間通してローテーションを守ることも、2桁勝利もできないからね。
その意味では、なぜ六回2死一、二塁で交代なのかな。大型連敗から抜け出しておきたいのも分からないではないけど、完投させるくらいの使い方をしてほしかった。もうワンステップ、踏ませてやりたかった。次回登板では、そこを見たいね。
というのも、もう一つ注文があるから。
178センチ、85キロ。身長の割に、体重が多い。あと3キロやせた方がいい。もちろん、食事を抜いて…はご法度。投げて投げて、体を絞る。絞って絞って、スタミナをつける。投げることは筋トレだ-。そう思って、取り組んだらどうかな。 (サンケイスポーツ専属評論家)