5回1失点と好投した畠だが、自己評価は辛口だった (撮影・谷川直之) 巨人2軍春季キャンプ(26日、宮崎)開幕からの先発ローテーション入りを狙う巨人・畠世周投手(25)が26日、サンマリンスタジアム宮崎で行われた韓国斗山との2軍の練習試合(宮崎)に先発し、5回を2安打1失点に抑えた。前日25日に打ち上げた1軍の那覇キャンプから転戦した右腕は、最少失点に封じたものの課題を強調。オープン戦でのさらなるアピールを誓った。
開幕ローテ入りを勝ち取るための延長戦だった。宮崎に乗り込んだ畠が、昨季韓国リーグ覇者・斗山を相手に5回2安打1失点。それでも、謙虚な4年目右腕は反省を口にした。
「全体的にストライクはパンパンと取れたけど、空振りを狙おうとしてしまって変なボールを投げてしまった」
前日25日に1軍の那覇2次キャンプを打ち上げたが、登板機会を得るため帰京したチームを離れて単身、空路で宮崎入り。原監督から「ちゃんと試合、見ておくぞ」と言葉を掛けられ、臨んだマウンドだった。
四回までは1安打に抑え、直球の最速は149キロを計測するなど力投を見せたが、五回先頭に甘く入った直球を左中間席に運ばれた。力強い直球を生かす変化球の課題が浮き彫りとなり、杉内2軍投手コーチは「真っすぐはいいけど、一年間1軍にいたいなら勝負球、空振りを取れる変化球をつくらないと」と指摘した。
この日は、ストライクゾーンから外れるフォークボールとチェンジアップを見送られる場面も多かった。ただ、1年目の2017年に6勝をマークした右腕は、昨季0勝からの復活を期す中で一定の結果は残した。
巨人の開幕ローテはエース・菅野、新外国人のサンチェス(前韓国SK)を除く4枠を畠のほか戸郷、桜井、高橋、田口の5人が争う状況だ。無観客で行われることになったオープン戦が、最後の勝負の場となる。 (谷川直之)