巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(83)が11日、84歳で急逝した野村克也さんを悼み、球団を通じてコメントを発表した。同年代としてともにプロ野球の歴史を作り上げてきた仲。野村さんがヤクルト、阪神で監督を務めた際には数多の名勝負が繰り広げられた。コメント全文は以下の通り。
驚いた。テレビのニュース速報で、訃報を知ったが、一瞬、言葉を失った。なぜならノムさんとは、3週間前に行われた「金田さんのお別れの会」で顔を合わせたばかりだったから。久しぶりに二人で2、3分間ぐらい会話しただろうか。その時のノムさんの言葉が忘れられない。「おい、頑張ってるか。オレはまだ生きてるぞ。まだまだ頑張るぞ」。だから私も「お互い頑張ろう」と話したばかりだった。
まだ現役だった1963年、ノムさん、稲尾、王の4人でイタリア、フランスなどを巡るヨーロッパ旅行に出掛けたことがある。観光地を回りながら、色々な話をして、とても楽しかったことを昨日のことのように憶えている。
また大切な野球人を失ってしまった。しかし、ノムさんが残した偉大な功績と野球への底知れぬ愛は、これからも永遠に生き続けるはずだ。今後は天国からしっかりと、野球界を見守って欲しい。心よりお悔やみ申し上げます。合掌。