中日・吉見一起投手(35)が7日、ナゴヤ球場で練習を行った。今週中から約2週間は、社会人のトヨタ自動車時代の1年先輩にあたる日本ハム・金子弌大投手(36)と米ロサンゼルスで自主トレを行う。
「知らない世界を見に行く。僕はずっと金子さんにあこがれてやってきているので、もう35歳ですけど一緒の場にいられるというのが僕からしたらすごいことで、一緒に練習ができるのがすごく楽しみ」
プロ14年目の昨シーズンは5試合に先発して1勝1敗、防御率6・41。4年連続で勝ち越すことができず、「もう、いつ終わるかわからない野球人生に入ってきている」ともがく。春季キャンプを前に後輩を引き連れて体を動かすことも考えたが「自分のペースでやらなくちゃいけないのかな」。そう悩むなかでかねてから合同トレの誘いをくれていた先輩とタイミングが合い、初の海外自主トレ敢行を決めた。
9月には36歳の誕生日を迎える年男。振り返れば12年前、2008年の24歳シーズンは初の開幕1軍をつかみ、登板は前年から7倍増の35試合。初めての2ケタ10勝(3敗)を挙げるなど「人生の分岐点」となった年だった。
だからこそ「一周してもう一回、同じようなことが来ると信じてやるだけ」と言葉に力を込めた。若手のように貪欲に新しいことを取り入れ、再び輝きを取り戻す。