(セ・リーグ、ヤクルト7-4広島、6回戦、ヤクルト5勝1敗、29日、神宮)高卒2年目の村上宗隆内野手(19)が、2-3の四回に同点の6号ソロを放った。九里の外角低めのフォークボールを逆らわず、ライナーで左翼席に運んだ。
同学年の日本ハム・清宮と並ぶプロ通算7号。10代シーズンの選手が4月に6本塁打をマークするのは65年ぶりの快挙となった。しかし、ダイヤモンドをまわる表情に笑顔はなかった。
理由は三回の守備だ。先頭・九里のゴロを捕球ミス(三失)し、出塁を許すと、その後の勝ち越し点につながってしまった。青木からは失策自体ではなく、その後にもたついていた部分を注意された。
球団を通じて「守りで迷惑をかけてしまったので、なんとか挽回したいと思っていました」とコメントした村上だが、試合後は言葉を発することなく、険しい表情で球場を後にした。令和のスター候補は、失敗を糧に成長を続ける。
ヤクルト・村上は19歳シーズンの今季早くも6本塁打。10代シーズン(その年に迎える満年齢)に6本塁打以上放った選手は、昨年の日本ハム・清宮幸太郎(7本、19歳シーズン=1年目)がいるが、4月までに6本打ったのは、1954年の西鉄・豊田泰光(19歳シーズン=2年目、最終18本)以来65年ぶりで、球団では初めて。巨人・松井秀喜の19歳シーズン(93年=1年目)は5月デビューのため4月まで0本、西武・清原和博の19歳シーズン(86年=1年目)は31本を打っているが、4月までは2本のみだった。