六回に特大弾を放った筒香。右翼新スタンド席への第1号となった (オープン戦、DeNA7-4ロッテ、17日、横浜)前日16日に左ふくらはぎの張りから復帰したDeNA・筒香嘉智外野手(27)が17日、ロッテ戦(横浜)で今季オープン戦1号となるソロ本塁打を放った。前日16日から稼働する新スタンド「ウィング席」に届く本塁打は、これが初めて。記念の一発を、昨季までなら場外に飛び出していた飛距離132メートルの特大弾で飾った。シーズン開幕は11日後。離脱が長引き心配されたが、ハマの主砲がきっちりと調子を上げてきた。
新時代への船出を祝う汽笛がハマスタに響く。新装開店のスタンドを埋めたファンへ、筒香がでっかいアーチを届けた。
「素晴らしい球場で野球ができることは幸せですし、打てたことはうれしい」
振り返ったのは、2点差に追い上げられた直後の六回2死の場面だ。ロッテ2番手・酒居の145キロの直球を自信満々に振り抜いた。舞い上がった打球は、右翼上部の新スタンドに設けられた「ウィング席」へ-。前日16日に稼働が始まった特等席に着弾する新スタンド1号となった。
飛距離は昨季までなら場外に飛び出す132メートル。改修効果で昨季の最多(2万8964人)を上回る2万9289人が詰め掛けたハマスタで、自身でも「年に何回か」と評する完璧なオープン戦1号を披露した。
一回の第1打席では1死一、三塁の好機に有吉の低めのシュートを捉え、2月24日の広島戦(宜野湾)以来となる安打を右前適時打もマークした。締めて2安打3打点。今月2日の日本ハム戦(札幌ドーム)後に左ふくらはぎの張りを訴え、実戦を遠ざかっていたが、復帰2試合目で早くも完全復調を印象付けた。