高梨はトレード通告から一夜明けも、黙々と練習を行った(撮影・浜浦日向)
自主トレでキャッチボールを行う、日本ハムからヤクルトへの移籍が決まった高梨=鎌ケ谷
高梨裕稔の年度別登板成績 ギャラリーページで見る ヤクルト・秋吉亮投手(29)、谷内亮太内野手(27)と日本ハム・高梨裕稔投手(27)、太田賢吾内野手(21)による2対2のトレードが11日、両球団から発表された。
2016年に10勝2敗、防御率2・38でパ・リーグ新人王に輝いた高梨は、4年ぶりのリーグ優勝を狙うヤクルトの先発ローテーションの柱として期待される。ヤクルト・衣笠球団社長は「新人王も取って2桁勝利もしている。先発が不足していて補強ポイントだった」と説明した。
この日、千葉・鎌ケ谷市の日本ハム2軍施設でチームメートや関係者にあいさつし、キャッチボールなど体も動かした27歳右腕は、前日10日の夕方に球団からトレードを聞いたばかり。「びっくりしました。前向きに捉えて、来年は何とかスワローズの優勝のために貢献したい」と気持ちを切り替えた。
千葉・土気(とけ)高、山梨学院大時代は全国大会の出場経験がなかった。新たな本拠地・神宮はプロでも昨年6月16日に交流戦で1試合に登板したのみ。「神宮には全然、縁がなかった。高校生でいえば甲子園のような場所。応援もすごいし楽しみ」と心躍らせた。
高梨は新人王を獲得した2016年に大谷らとともに日本一に貢献した。19年に球団創立50周年の節目を迎えるヤクルトも頂上まで導く。 (横山尚杜)