2018.8.11 05:02

羽黒の2年生エース・篠田散る…最速145キロも4失点「先輩に申し訳ない」/甲子園

羽黒の2年生エース・篠田散る…最速145キロも4失点「先輩に申し訳ない」/甲子園

細身の体で速球を投げ込んだ篠田。高い素質を甲子園で披露した

細身の体で速球を投げ込んだ篠田。高い素質を甲子園で披露した【拡大】

 第100回全国高校野球選手権大会第6日第3試合(羽黒1-4奈良大付、10日、甲子園)涙をぬぐい、甲子園の土は持ち帰らなかった。羽黒の2年生右腕・篠田は8回2/3、146球の熱投も奈良大付に敗れた。

 「初回は球が走っていなくて、2ストライクを取りながら甘く入った真っすぐを打たれた。(五回の)本塁打はスプリットが中に入って打たれた。先輩に申し訳ない」

 背番号「11」で抑えだった山形大会から、甲子園では「1」を背にして先発。最速145キロをマークも、12安打4失点。反省するばかりだった。

 東京・千寿桜堤中時代は荒川シニアで遊撃手兼投手も、卒団前に両腕を骨折。羽黒入学後に投球を再開した当時、球速は130キロ程度だった。豪雪の冬に体育館で走り込み、球速は140キロを超えた。着々と成長し、聖地のマウンドに立った。

 1メートル78、70キロの篠田を視察したヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「球速も出るし、もっと体が大きくなる来年には変化球の精度も上がるはず。楽しみな1人」と評価した。今大会、2001年度生まれの2年生投手は創志学園・西、星稜・奥川ら逸材ぞろい。敗れはしたが、篠田も来年のドラフト上位候補の“新世紀世代リスト”に仲間入りした。 (赤堀宏幸)

篠田について羽黒・小泉監督「未知数で入り、1年5カ月での変わり方に驚いている。肩周りの柔らかさなどから、もっといい球を投げられるようになると思う。『次の春と夏に戻ってきたい』と言っている気持ちを練習に込めて、やってくれるはず」

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  • 5回、適時打を放つ羽黒・鈴木=甲子園球場(撮影・須谷友郁)
  • 5回、適時打を放つ羽黒・鈴木=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 選手を迎える羽黒・小泉監督=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 1回、奈良大付・植垣がバント安打。羽黒・鈴木が悪送球し先制を許す=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
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